GWですから。去年は辛いGWを過ごしましたが。今年は気楽に過ごしています。
寝床でぬくぬく。ブリジャートン家を2シーズン一気見しました。
そこそこ面白かった。ストーリーはありきたりだけど。この手の大騒ぎでわっちゃわちゃだけど最後は大団円のハッピーエンドになるやつって、楽しいです。
どこかで読んだことのあるようなストーリーの寄せ合わせではあるけれど。
ご都合主義を楽しむものなんだと思う(そもそもがロマンス小説を原作にしてるのかな?)
エロ表現が激しくてビビるけど。こんなに露わなエロ表現は世界的には平気で観ることができるのか?と悩める感じですが。そのあたりはもう、めんどくさかったらちょいちょいちょいっとすっ飛ばしつつ2シーズン見切りました。
ハラハラドキドキしつつも、ハッピーエンド。
最初はキライキライ、イヤイヤいって反目しあう二人があれこれを経て仲良くなってっていう王道ストーリーは好きなので。深く考えず楽しめたし。
ラブストーリーは赤毛のアンとかあしながおじさんで十分満足できる人です。それを超えてドロドロするとしんどくなってきて見るのが辛い。
この作品のウリはストーリーではなく美しい映像だと思うので。
きらびやかなドレスをまとった英国貴族の映像をみるにつけ。
世界の人が「見たい」と描く貴族のファッションなんだろうなぁと。
1800年代のリアルな貴族がこんなに目に華やかで細やかなドレスをまとっていたわけがないだろう。建物や部屋も、コントラストを上げて、相当絵に手を入れてるんだろうなと目に痛いほどの光と色の洪水です。
まさに目の保養。
あと、あれね。やったら男性キャストの尻笑、裸に剥きすぎ。
女性キャストは露出が少なめなのに、男性キャストがひん剥かれすぎて笑う。
こういうのが「見たい」っていう需要が大きいのだろうか。これが目の保養になる人がどのくらいいるのかよくわからんが・・・私はスキップしちゃう派です。
本物は建物もドレスも景色もなにもかもがくすんだ色の印象でしたが、やっぱ見て楽しむにはここまで色をつけちゃってもいいのだ!
思い切りが大事だなと思った。
コロナのせいで、自粛自粛の2年でしたが、日本の映像作品も観光資源ももっと海外の人が、世界の人々が「求める」ものを作らないといけないんだろうなって思いながらみていた。
だれも日本にリアルな「シノビ=農民」なんかを見に来るわけではなくって、ド派手なNinja!を求めてきているのだから、それを見せてあげないといけないっていう。
リアルを知っている日本人だからこそリアルを超えて、エンターテインメントに昇華した映像作品や、観光スポットをつくらないと世界中の注目を浴びるっていうのはないんだろうなと思った。リアルはリアルで大切にしたいけれど、お客さんが見たいもの、たくさんの人が求めるものをつくらないと稼げないよな・・・って。
ブリジャートン家。
リアルっぽさなどどこにもないが、楽しいです。