2018年くらいからずっと悩んでいたことが解消されたので。
一体どの程度セキララにブログにぶちまけただろうと、このブログとダイエットブログの両方を思いつくキーワードで検索してあれこれ思い出しているのですけど。
書いたようで書いてないですね~。
腹立つ!やめてやる!的な衝動については吐き出しているけど、具体的にどのような身分でどのようにお仕事をしているかっていうのはぼかしてたみたいです。
そもそも、一般派遣として今の会社で働き始めてから、コンプライアンス的にどうよ?っていうほどの長期間を一般派遣社員として勤務。コンプライアンス順守の時世の波にのりそのまま契約社員(有期)に転換。
とはいえ、定年60歳までの道のりは長いし、やめて、ちゃんと正社員を探した方がいいかなと思いつつも、動けないままに長時間が過ぎ去っていました。
また、社内でも私と地位を同じくして働いている人が何人も居たので、仕事内容が高度化、長時間化、煩雑化するにつれて割に合わない感もありつつも「現実はこんなもんんかな」
と思っているうちに、お国の施策で無期契約社員に転換。
不満はあれど、現実はこんなもんかと受け入れて働いていれば、まぁ、定年まで死にはしないなと思いながら、無期契約社員としての自分の立場を受け入れていました。
「私だけじゃない」
その一言にしがみついて。
だがしかし、立場を同じくしていた人たちが一人抜け二人抜け。そこは派遣社員に入れ替わり。
ことによっては、その上司が抜けたせいで、繰り上がり当選の正社員化なんて ポストもあったりして。スタートラインのままの横一列ではなかった。
その間、「女性だから」「事務だから」という理由で本来の業務とは別にこなしている社内専業主婦的な、お茶くみ・お菓子配り・掃除・片づけなどの雑務が・・・気が付けば自分ひとりに降りかかってくるようになったなと。
気づいたのはいつ頃だろうか。
20年前、15年前ならみんな当たり前にこなしていた雑事を「一般派遣労働者」にはさせてはいけないというコンプライアンス上の理由で、また正社員様たるものの業務の邪魔になるそのような雑事はすべて契約社員がやるべきという理由で。
気が付けば
あれ?私、庶務という名の専業主婦?という部分が相当ウェイトを占めてきまして。
あろうことか。何年か前に部署を異動した際に、その部長が見せてくれた業務配分のパワーポイント資料に、部署の全員どころか会社の全員の一番下から集中的に矢印を向けられて庶務と書かれて発表された日のショック。
どこに明記されているわけではないが、少し前にはやりましたよね。
名もなき家事
っていう。あれの会社版が全部自分ひとりに降りかかってくる感じ。
部署の異動前には自分の直属の上司(偉い人)がいう分には「やむなし」とやっていた名もなき家事的労働を同一フロアで働く全社員分一挙にお前が引き受けよと。そういわれた日でした。
なんともやるせない毎日でした。
ただただ、古株化したおばちゃんに頼みやすいから押し付けられていた業務が明文化された日でした。
心の中はどうあれ、黙ってニコニコしたがっているとどんどん雑事は膨れ上がり。
あろうことか、それまでにやっていた仕事のうち、この厚生労働省の図の右側の軸にある、基幹的な仕事に位置するような仕事は取り上げられて雑務に追いやられる感じをひしひし感じながら、やばいなぁって思ってた。
会社としても正社員と無期契約社員の境目をはっきりさせておかないとコンプライアンス上の問題になるので私の仕事を制限したかったんだと思う。
派遣で雇う方には補助的で繰り返しの作業、私には雑事という筋書きだったのだと思う。
はっきりと「そうだ」とは言わないが。
私も、はっきりと不満を口には出せないが、、、お菓子配りなんてやめても問題ないよね?自分が提灯持ちたい偉い人の席をきれいにして自分の気配りを評価されたい人に「きれいに掃除をしてくれ」って頼まれるのとか?先に会議室へ走って行ってエアコンを作動させてこいとか?
長い間には何度か不満を口にして、業務かどうかの境目ギリギリラインでの攻防は続いていたと思う。
長年、私と同じ仕事ではないが、契約上同じ立場で働いていたポストに入れ替わりがありました。
派遣社員さんで募集をかけるのだが、時代が変わっていて、派遣社員じゃ根付かず、半年ごとくらいに人が入れ替わるようになりました。「正社員決まりました」「正社員で探します」とのこと。就職氷河期、リーマンショックとは違う世の中です。
人が入れ替わると私と同じように名もなき労働をさせようとしたらさっさと逃げられたりもして、そこを教育している人が音を挙げたらしく。いきなりそのポストを正社員登用前提の紹介予定派遣で採用したのが。
私が暴れた日です笑。
ちなみにこの半年後の正社員の辞令が出た日には直談判もしました。これはおかしいと。できうる限りおとなしく、この不条理になぜ耐えねばならないかと訴えました。
dottarabattara47.hatenablog.com
実は、この一番しんどかった間に、直属の上司が私よりよほど若い人に代わって、結構親身に考えてくれたり、その後、部長も変わって世代交代。私を便利使いする人が減ってきて(もちろん仕事ではこき使われてますよ。ただ、雑巾もってこいという人はいなくなった)。もともとの上司もこちら無神経ではあるが、それはただ年齢がなせるもの世代のなせるものでもあるので、潮目が変わったらそこにはちゃんと乗ってこれるタイプ(だから出世するんだろうけどね)。
新しい若き上司の入れ知恵もあり、仕事は手放さず(単純作業は手放しつつ、新規の仕事もそれなりに獲得しつつ)、ブルシットなジョブ(特に、だれかを偉く見せるための仕事)をお断りするように気を付けてじっと耐えてた間に。
dottarabattara47.hatenablog.com
社内規定が変わり、絶対に何があっても無期契約社員から正社員への道はないとの規定が全撤廃されたという話です。
変なプライドなんか捨てて、「役割期待に応じた」仕事とやらを流しでやって、定年を迎えるという道もあったんだと思うけど。
このあと、私の仕事がどのように変化するのかよくわかりはしないけど。
なんとか定年までふんばろかいなと。
本日そういう気分です。
しんどかったなぁ・・・。後半はコロナのおかげで不条理な人間関係を目にする機会がめっきり減って。そこは私にとってはむちゃくちゃプラス要因だった。ブルシットジョブも一気に減ったし。
でも・・・しんどかった。何がしんどいって、怒らないこと。怒らないこと。それに努めた。不条理でも怒らず対処する。でも、泣き寝入りはしない。
この先もっとしんどいとは思うけど。
種類の違うしんどさになるはず。
期待されない、仕事を与えられないというのがどれほど私にとって苦痛なのかって話で。
そんなくらいなら死ぬ気で仕事してる方がましっていう貧乏性なんだよなぁ・・・。
正社員にはなりましたが、新たな壁を作られております。
ええ加減にせえよと思わぬではないが、会社としての(この制度を作る人事の人たち)防御態勢なんだろうね。手放しで権利が得られるというものではない。
突破する道が「全くない」と明記してあったところを突破したところなので。
また頑張るさ。