夏休みが終わってしまいました。
休み前の私偉い。休み明けの今日を在宅勤務の予定にしていた。
長期連休を終えるたびに
「退職後も楽しく生きていけるな」という自信を深める。
むしろ、一日も早く退職したいが、人生の終わりまでをうまく収支つけられそうなほどの資産はどこにもない(だからといって切り詰める生活もしていない)。
我ながらここまで一人で何をやっても楽しい人間だったとは。
歳をとったせいなのか、実年齢よりももしかしたら耄碌しているんじゃないかとか。
すこし気に病みつつも、毎日がお休みだと
なにもしないをしている時間(だらだらスマホを見るとか)を挟んでも
丸一日経つと、本が読めたり、LEGOがなんだか組みあがったり。家が片付いたりする。
とはいえ、何をやっても若いころの頭のキレ(当社比)はなく、理解のスピードも遅いけれど。のんびりやればまだまだ何もかもが楽しい。
でも、1週間、5日間。1日8時間~10時間ほどの労働を挟むと夜になったらなんとなくくたびれてせっかくの自由時間も「何もしないをしている時間」で埋めてしまう日が多い。
毎日お休みだったらな。
まだまだやりたいこと、読みたい本はいっぱいで。
今なら読めば理解できる本も、60を過ぎても理解することが可能なのか?と焦燥感に駆られている。
例えば、同じ本を読んでも、息子の理解度と私の理解度がまったく違うし、頭への定着率も計ったら怖いことになるだろうと思う。
先日は父母に出会って様子をみたけれど。
もともとそれほど本を読む人たちではなかったが。母は全く本が読めなくなっているように感じるし、父はここ半年で少し病を患い一気に体力を落としたので気力をなくしているのを感じた。
私の人生。私の時間。私の気力をお金稼ぎ以外に使いたいと思う。
引退したら楽しみがなくて、酒におぼれるなどという心配はどこにもない。
むしろコロナ禍のおかげて、完全にアルコールを飲む習慣がなくなってしまった。酒を飲んだら気持ちが安らいで楽しい時間が過ごせるけれど、何もできない時間、何も考えられない時間が惜しくてたまらなくなったので。
この夏。
ほんとに暑くて。家の中でもクーラーをかけていない部屋へ一歩踏み出すだけでくたっとなってしまって、何もしないをしている時間も相当挟みつつではあったが。
時間さえあれば、のんびりと休憩をはさみつつであれ、いろんなことがまだできるなと自信を深めたのでした。