カメラ付きインターホンという、今では当たり前に普及している利器を今までつけなかったことを至極反省しています。
先日。在宅勤務日の午後、インターホンが鳴りました。
昨秋、わが昭和ペコペコハウスにカメラのついたインターホンを導入。
コロナ+在宅勤務で家にいる時間が一気に増えて、予定外の呼び鈴がなるたびにストレスがおおきすぎて、ベルだけがなるものから思い切ってカメラ付きに買い替えた。
その、インターホンが鳴ったのだけれど。カメラの前に鳴らした人が見えない。
それでも一応「はい」と返事をしてしまう。私は善人だと思うのよね。
で、その日はか細いおばあさんの声で
「いれてください」
と小さなか細い声で
「いれてください」
一瞬、ご近所の方かなと思ったのだけれど。入れてください???どゆこと?
「開けてください」
ほんとに困っている近所の方ならと思いを巡らす。
認知症で迷子になっちゃったのか?
でも、いきなり「入れてください」はおかしいですよね?
なんで「タスケテクダササイ」じゃなくて「イレテクダサイ」なんだろう?
「逃げてきたんです。入れてください」
はぁ?どこからだれから?と思いつつ。
その日の朝は近所から夫婦ケンカの声が聞こえていたが、そんな年老いたおばあさんはいないし、あえて我が家に来るのも不明
それでも、ほんとうに困っているのかもという気持ちが捨てきれず。
ことによっては110番するかなと考えてそのままインターホンは切らず。様子見。
玄関が引き戸のすりガラスなのですが。
インターホンのついてる反対がわに屈んで(腰が曲がってるのかもだけれど)、玄関の引き戸に身体を寄せるようにして横向けに、しゃべっている姿が見えて。
うわ。これは引き戸を開けたら入り込む準備か?
と怖くなりつつも、さらに様子をうかがっていると
「民生委員さんのところへ行ったらお留守なのでお願いです入れてください」
のセリフが出て。
あ。大丈夫開けなくてOK.これはあかん。
困ってないと確信。
民生員さんはほぼ100%在宅。ご近所の顔役でなんやかんやと相談事も多いらしく訪問者も多く、私のように居留守を使うタイプではない。
逃げてくるような大変な目にあっている人がその民生委員さんのお宅の次にご近所のどこへも行かず我が家に直接ターゲットを向けるってことはありえない。
だから、他のお宅もピンポンしたけど皆留守かスルーしたってことだ。
ほんとに危機的な状況なら110番してくれと訴えてしかるべきだし。
落ち着いて民生員のお宅を訪問するだけの余裕があるってことだし。
110番しないにしても、おばあさんが必死に助けを求める声を外で発していたら、私だけでなくご近所も全く反応しないような地域ではない。
そう確信できたので。スルーしました。
カメラ付き(録画機能あり)を使ってみてはじめて知ったのだけれど。
だいたいがところ、正当な理由も先の約束もなくインターホンを鳴らす人はろくな用件ではない上に、カメラの前に立たないように意識的にしていると思う。
帰宅して、不在の間の画像を確認してもそう。音だけなってて、カメラから立ち位置をはずしている人がかなりの割合で存在。
応答しても自ら名乗らない人はほんとろくな用件ではない。
長年、呼び鈴だけでインターホンさえない生活。
玄関ごしに開けたり開けなかったりして対応してたけれど。
インターホン+カメラを取り入れて、応答すべきか、玄関を開けるべきかの判断が的確にできるようになった。
こちらが「いるいない」を外に悟られず先に来訪者の情報を得られるってこれほど楽な話なのかと。
ストレス激減。
ここへ越してきて10年以上。
そもそも。自分があまり家にいなかったのと、やっぱり。応答した人間が女性か男性かだけでも来訪者は態度を翻すので。ダンナさんがいた間は困ってなかったのも事実ではある。
ダンナさんがいなくなっても我が家にはむすこさんという成人男性が存在するのだが。むすこさんは呼び鈴がなっても先の約束がない限り応答する必要はゼロと割り切っているので、私が訪問者とわちゃわちゃしていても「開けるから悪いねん」「なんで返事するねん」の一言で一切の助け舟は無しだったのです(笑)
自らやっかいごとに首を突っ込むかあちゃんをなんで助けなあかんねんあほくさいっていう考えですな。
とはいえ、カメラ付きインターホンという、今では当たり前に普及している利器を今までつけなかったことには至極反省しています。
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一緒に買った少しお高いエネループもご機嫌で。満充電から半年以上。まだ半分以上の容量が残っている様子。
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