LEGO 10305 ライオン騎士の城を全3回に分けて紹介します。
今回は全26袋中9~15袋目
インストラクションは2冊に分かれていて、14袋目からが後半。
2冊目はパッケージ写真の右側の入り口の正門がある建物です。
前半は左側。閉じたときに奥になる、市民生活ゾーン。右側はお城の守りを固める砦っぽいものが集まっていました。
私は、レゴ公式オンラインショップから49,980円で購入しました。
アマゾンは転売しかないのが残念。
8月11日の18時時点。いま今、公式オンラインショップで注文を受け付けているようです。お取り寄せ表示ですね。スタッフさんの夏休みが終わったら順次発送かしら?
全体を見ると、やっぱりグレーの壁をたくさん積まないといけないので、作業大変っていう印象はありますが、組み始めると。確かに大変なのだけれど、飽きないように、ギミックで驚かせたり、華やかに飾り付けをしたり、思わぬパーツの組み方でうなったりと。何かしらの新しい体験が挟まって、作業感が出ないように飽きないようにインストラクションが組まれているっていう感覚がありました。
もはや映画でも見た感もある。
組むという体験の全体のバランスが飽きさせないようにプロデュースしてあるのだと感じています。
ライオン騎士の城は、道中が楽しいです。
組むのを楽にするだけのような横着なパーツもたくさんはいっていて、組む手間を減らすことにも注意が払われている様子。
スターウォーズのこういったアルティメットコレクションセットと比較すると、
出来上がりのモノへのこだわりと愛でその作業を乗り越えて完成品を手に入れるという体験になる(要は道中はつまらん)と想像するけれど。
さて本題へ。中盤戦。9袋目からのご紹介です。
華やかなりし9袋目でした。
2Fの部屋が出来上がりました。
タイルを張ると一気にカラフルなレゴっぽさが出てきました。外側は「ザ・ウォール」状態ですが。色がついてきて、窓枠には飾りもあります。
細かい家具をちょいちょいと作って
部屋に入れたらこのとおり!どんっと一気に華やかに。
色があふれてレゴになる。
私は昔からのお城ファンというわけではないので、知識も思い入れもないのだけれど。
この紋章はレゴ・お城シリーズの歴史を彩る勇者たちの紋章だとか?かわいい。
タイルを張るときって、面倒ではあるが、出来上がったらほんとに素敵。
柱や屋根が乗ると、見えにくくなっちゃうのが悲しい。薄暗くなるので。LEDが入れたくなる人の気持ちもわかるというもの(今のところ手は出していません)。
9袋目は色とりどりのタイルや草花で飾り付けをして。一気にお城がかわいくなった瞬間で。相当楽しかったです。
外壁も。この通り。ぱっと一気にお花が咲き誇りました。
10袋目!ついに2ケタ到達。
この部分の醍醐味は白黒の壁を組んでいくところ。
なぜにこの貴重パーツをわざわざ入れて組む必要があるのだろうと思いながら作っていましたが。
出来上がりを眺めて思うのは。
縦にただ積んでいっても見た目の比率は同じような雰囲気にしても、このパーツを挟んでいくと、縦方向だけではなく、横方向にも強度がでるのか。
城壁の石壁だと互い違いに組んでいくので上下にだけぽっちがあっても固まるけれど、
漆喰の白い壁を1ブロックでつるりと表現したければ。縦横を入れ替えることと、貴重パーツで縦横の強度が上がるってことか~~~~と。
これです。このパーツ。積む方向を縦横簡単に入れ替えられる魔法のパーツ。
これをくるりっと黒のパーツでくるむ感じでした。
この組み方のおかげで、白い漆喰壁がほぼすべて1ブロックで組まれるので、なんともつややかで美しい仕上げになりました。
10袋目。部屋の内側。飾り付け前。
貴人の私室のようです。この城の城主。ライオン騎士のお部屋。
女性のナイトなので、女性らしいかわいいお部屋。この文机がまたかわいい。ニトリで買うような安価ですっきりと機能的な現代の家具ではなく、細かな作りの飾り彫りがふんだんに施された机を表現。
また、壁を挟んで隣にいる金色のカエルさんがこののち私を驚きの世界へ連れて行ってくれます。
カエルさん。完全に生き埋めになってしまって。
一人で慌てたのです。生き埋めなんで~~~なんでなんで可哀そうやんというのと、なぜそこにそれを配置する必要がある?
言葉と写真で伝えられない。動画を見てください。
#レゴ ライオン騎士の城11袋目。
— T-T-R(糖質制限マイナス13kgからリバウンド中) (@TTR06265359) August 7, 2022
こんなところにカエルさんを生き埋めか?
と。。。杞憂でした。
おしゃれ!!!!
2つに折れるだけじゃないんだ!
あえてのカエルさん閉じ込めで注意を引いたの?#LEGOLionKnightsCastle pic.twitter.com/2lTtYE3MAh
城を閉じるとカエルさんへのアクセスが可能ですが。これは生きてるカエルではなく、なにかしら像のようなものなのかな。開口部が空いてもカエルを見るのは結構大変でした。しかし、このカエルがここに配置されていなかったら、これほどまでに何度もこの城の折り曲げ部分を眺めなかったかもしれない。二つ折れと三つ折れがなんでどうしてこうなってうまくかみ合うのか私の頭では・・・また飽和です。感服。
12袋目は。ブロックを見ただけでわかりますね。藁ぶき屋根をひたすら組みます。
藁ぶきに見えるのだけれど。見た目は圧巻だけれど。
作業は辛い。出来上がりは圧巻だけれど。それそのもの用の特別パーツの塊でできた屋根ってずるいな~~~って感覚はある。ストローには見える。
見えるし、この城をばらして何かの部品にするようなことは私はしなくていいんだけれど。このパターンが極まって、ディテールにこだわるなら、別にレゴじゃなくていいやんって感じがするので、なにか別のものにいつも使っているパーツの組み方や見立てがちょっと変わって配置されたときの驚き・・・が欲しい。
13袋目。これもブロックを見ただけでわかる。
壁積だな・・・屋根に続いて壁。
辛いけれど、全体が出来上がった時の「威容」に通じるところだから積む積む。
奥にある市民ゾーンにある塔が上まで立ち上がりました。
積むの大変だけれど、できると満足。あまり見えないけれど。中には鐘楼も入っています。
たくさん灰色のブロックを積んだ後のご褒美?に旗やマントが入っていました。
これはテンションあがります。この体験の順序もプロデュースされてるんかね。最後の最後の最後にこの旗を全体に飾ったっていいんだけど、ちょっとしんどい作業のあとにはカラフルな体験が仕組まれてまんまと厳しい道中を楽しく進んでいきます。
やほ~~~!旗~~~~。
旗ってなんで立てるとうれしくなるんだろう。
昭和の昔。珍しくレストランで食事をする段になって、「私のごはんに旗が立っていない」と泣いた思い出がよみがえりました(多分、その前の記憶がないけれど、外食したらお子様ランチで、旗が立ってるもんだと思ってたんだろな)。
満足!
心配していた、暖炉の煙突もちゃんと配置されました。
この煙突のパーツもやたらデカイ一体成型のパーツでビビったけど。他に使い道を思い浮かばない大きなパーツには警戒心も露わな私ですが。はまってしまえば満足。
2Fのピアノのある部屋を作ったときには、狭くてフィグさえ立てない。ピアノを弾けないじゃないか?ここへなしてピアノを配置する?って思ったけれど。
折りたたんだらダイニングと1つの部屋でしたね。
炊事場からは粉ひき機と食糧庫も一体化。完璧やん。
女主人の部屋にあるのはおもちゃ?宝物扱い?
パッケージ写真ではここで男の子が遊んでいたから、あの子は城主の息子さんなのか。
ライオン騎士はママなのね。今時やな~。
LEGO社的には、この宝物は、この城だとおっしゃるのですが。
並べたら確かにそうみえなくはないが。単体で出されると思い至れたかが気になるところ。私が今回こだわっているインストラクションにある説明書きがあるから思い至っただけのような気もして。なんとなくな~言葉で伝えられると感動が薄れる瞬間。
さて。ここからは後半です。インストラクションも2冊目突入。
土台作りからのスタートになります。
石を組んでるときって壁を組んでるときほどの苦痛はないんだな。ナナメパーツがわーっとあるところから直観的にこれを取り出してばばばばっと組めるような頭脳が欲しいです。
15袋目も土台。変化はあれこれつけてあるので、この上に何が立つのか。
できるだけパッケージ写真を眺めないようにして、組んでいました。
第三回目は完成までを書くつもりです。