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ダイエットの成功、リバウンド、離婚から悲喜こもごもイマサラ金銭管理にめざめたおかあさんのブログです。

リンカーン(上) 原題は "Team of Rivals: The Political Genius of Abraham Lincoln"なのでその通りの内容です。

上中下三冊になっているドリス・カーンズ・グッドウィンのリンカーン、1冊目。

年末に読了。

原題は Team of Rivals: The Political Genius of Abraham Lincoln

リンカーン(上) - 大統領選 (中公文庫) 文庫 

原題の通り、冒頭は大統領選のライバルであり、後にリンカーン政権の中核を担うライバルの生まれ育ちから記述が始まるので、??リンカーンとちゃうやん??と若干混乱しました。

けれど、それぞれの登場人物がリンカーンの人生と絡んでからはその知識のベースをもとにリンカーンの大統領としての歩みを理解しやすいようになっています。

 

リンカーンの有名な子ども時代の記録なんてろくすっぽないというのが原因で余計にライバル後ブレーンの皆さんの生まれ育ちや家族関係の記述が延々続くのでマジつらかった。だれこのおじさんって思いながら読んでていたけど、そこを理解したからこそ大統領になってからの中巻を読んでいる私は今納得しています。

 

上巻はプロローグ。まずは大統領の椅子にいかにしてリンカーンが座ることができたのか。成功譚として、非常に面白いけど、選挙戦にはよくあることなのかもしれない。

選挙戦が上手いのと政治手腕に長けるのは必ずしも同義でないけれど。後世の評価からするとリンカーンは両方が評価されまくっているのだろう。

 

必ずしもその時の最有力者、再実力者が大統領になるわけではない。そいういうアメリカ大統領選のシステムも少しはわかった感。

トーナメント戦に近い。総当たり、直接人気投票じゃない。なので、民衆そのものが直接に選挙して選んだわけではなく、数々のルールや思惑、パワーゲームに変換されて最後の最後に大統領が決まるのがわかった。うつろいやすい民衆の人気だけでいきなり大統領が直接選ばれるわけではないのだけど。あまりにも人気がありすぎるとそうなるときもあるのが良くわかる。

 

現在、中巻を読んでいるところ。

3冊とも読み終えたらちゃんともう一度感想を書きたいと考えている。

リンカーン面白いです。

 

 

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