母から特茶が届いた。(ほかのものと詰め合わせでね!)
久しぶりに、私の意見を聞いてもらえたようでうれしかった。
先日、なにやら食べ物を大量に送ってきそうな気配だったので、
(手作り手料理を常温の宅急便で送ってくるときがあり、それを私自身がなかなか捨てる勇気を出せず、一気食いしては太るを繰り返しているので母の愛はいろいろ危険。)
相当きつめに「健康診断までダイエットしてるから絶対に食べ物はいらんから!」といったのを聞いてもらえた。
[トクホ]サントリー 伊右衛門 特茶 お茶 500ml×24本
中にはお祝いがいろいろ入っていたのだけど。
それと一緒になぜか私が大学生の頃に買い集めたムーミンのノートと下敷き(新品)がまた入っていた。1年前くらいからかなぁ。コロナのせい?
どうゆう了見なのか、もう、とっくに捨てて忘れたつもりの文房具を荷物を送るたびに少しづつ入れてくる・・・。
恋愛脳になっていた自分を思い出してキモッ!!!!!即ゴミ箱行き。
勝手な思い込みかもしれませんが。
昔はよかったでしょ。忘れないで。
と荷物が送られてくるたびに言われているみたいで勝手にメンタルにダメージを受けている。
忘れないけど。よかったとは思っていない。今の方がいい。
もちろん、いい思い出も楽しい思いもいっぱいあるのだけど。
無理やり思い出さされるみたいで居心地が悪い。
モノをみたり、本を読んだりして、当時のことを思い出すことはよくある。
が。基本的に私は当時より大人になっていて、今の方が「いい状態」、私を取り囲む社会も世間も「いい状態」だと評価している。
自分自身も時代に併せてそれなりにアップデートして、進化して、なかなか頑固な自分を曲げたり曲げなかったり取捨選択を繰り返して、当時よりもなかなかに「進歩」しているとの評価を下している。
今の方がいい。
大学生や、特に就職したての頃は。ひどい世間で生きていたなという思いが強い。
昭和の終わりから平成の世の中を女子で生きていくのは「お前の力では何ともならん」との圧力をかけられて、「女性である」ということから逃れられない限り、こうやって抑圧されて生きていくのかとの絶望感のなかで、女性であるとの利点をつかってできないふりをして、他人に世間に旦那に頼っているフリを装っていかないと死ぬぞと父に説教されて説教されて・・笑
そうやって日本中の女性は抑えられていたのです。決して悪意だけではなく、大事にしてやりたいとか、守ってやりたいとかそういう気持ちからでる差別を感じていた。
2000年代の初め、特に、私自身も、むすこさんが生まれたあとは妙に強がると私ではなく幼子の方にしわ寄せが行くと気づいたので、できないふり。頼るフリをして生きてきた。
にっこり笑ってわからないふりをする方が結局はいい結果を生むときがあった。しんど。
2010年代初めからは専業主夫が機能しなくならないようにいろんな自分でさっさとやりたいことを片づけたいことをセーブしてた。
2018年。離婚後。
会社も表向きは「女性だから」でも「安く使いたいから」ではなく、「役割期待がないから」とか「あなたの仕事がこの基準に達していないから」というルール決め(まぁ、ね都合のいいルールを作ってる人たちがいるんだよね。)があり、そのルールにのっとって戦って勝ち取る道はありますよという「建前」ができたので、その建前通りに今、一つハードルをクリアできたところなので。
なお一層今の方がいいです。(あと3段階くらいバリア張られてるけど。ルールがないわけじゃあないからやるしかないです)。
余談ですが、SPIの基準点もクリアしてたそうです。ギリギリでもなく、お目こぼしでもなく。堂々とクリア!アラフィフおばばがんばった!
dottarabattara47.hatenablog.com
そんなこんなを考えていたらば。
昨日、ポケモンセンターでうっかり買ってしまったハンカチ。
小学生の頃の息子さんとのわりと強烈な思い出がよみがえってうっかり買ってしまったので。むすこさんになんとなく、その話をしようかなと思ったけど。
小学生の彼と今の彼では根っこは同じ人間でも、全く違う人間だし。
思い出話をしたり、私が彼の子どもの頃の写真を持っていたり、眺めていたりするのを見るたびに嫌がることを思い出し。
ああ。そうか。コレカ!コレカ!だから嫌なんだ。
無理やり思い出さされたり、今の方がいい自分、賢い自分(私が持ち出すのはオムツが取れない頃とかの話だったりするからな)だと思っていたらそりゃ気持ちもわるいわな。
いい状態の時っていうのはそんなに昔を振り返りまくらないもんな。
私も息子に思い出話をするのはやめよう。写真もたま~~~に、一人こっそり眺めよう。
そうなんだよ。
思い出話をすると嫌な顔をされたりスルーしたりをされるけど。
読んだ本に関して意見を酌み交わしたり、時事ネタで盛り上がったりはできる親子関係なんだ。
「今」の話をしなければならない。
大人になった息子さんのとコミュニケーションにいつまでも赤ちゃんとママ、小学生とおかあさん、十代の僕と母を押し付けてはいけない。
それって一種のハラスメントにもなりえるってことだ。