ブログの面白さってリアルにあると思う。
そんなわけで、本家「62kgから47kgを目指すおかあさんのダイエットブログ - 楽天ブログ」では赤裸々に体重とそのあくなき食欲、丈夫な胃腸をさらし続けているわたくしが・・・今度はこちらでお金のリアルをつづる決死の覚悟を固めたハズなのに。
最近、両親とのコミュニケーションに悩んだり、
自分の身体的「老い」をひしひし感じます。
納得のいかないことに直情で感情をぶつけてしまわぬよう。
また、自分がおひとり様の老後を暮らすため。他人の負担、むすこ君の負担にならないように。なにかヒントが欲しくて読みました。
とにかく、作者の方が老人に寄りそう優しい姿が目に浮かぶ。作者の方の周囲の医療現場や介護現場。その毎日の中でこのやさしさを途切れず実践できる。
高齢化社会の最前線。医療の現場を垣間見るような。頭の下がる思いがします。
このタイトルを付けたのは作者の方じゃなく、出版社側なんだろうなと予測。
釣りタイトル。煽ってくスタイル(笑)。
しかし、中身はほんとにまじめで老人に優しい内容です。
困った老人の典型的な言動とその言動をとってしまう医学的理由(身体能力の具体的衰え)を説明してあります。
わかりやすすぎて、
ああ。これは。買うまでもなかったかな。ネットで情報を拾えなくもないなと
「情報ソース」として読むのなら、思ってしまうほど。
文字数も少なくて、情報量も少な目。
価格に対してすぐ読めてしまう、楽しめる時間が少ない。いいようによっては
「コスパ」の悪い本ともいえるかもしれません。
とはいえ、この本のコンセプトはやはり
「老人にわかりやすい」
なのだと思います。そのために情報量を極端にそぎ落としてある。
何か疑問があったらネットで検索して、その中から有益か無益か、嘘か真か。そういったことを取捨選択しつつ情報を得ていくのにノーミソの若さは必要です。
人間は生きた年数が多いほど、他人を信じやすくなる
値段よりも、手間のかからなさと安心感で選んでしまう
この項にある通り、私も・・・まだ老人というには早い年齢ではりますが、インターネット上で選択肢が多すぎて選ぶことが難しい「老人の取り扱い説明」をこの本に数百円を支払うことで、真実性を担保していただき、楽に情報を得ることを選んでしまったという皮肉。
数百円の支出は、安心感と真実を選び出すのにかかる時間を思えば十分元が取れている。
情報量は若干少な目。しかし、詳しく知りたくなりそうなことがいくつか書いてありました。
自分の耳が聞こえづらくなったら、補聴器は早めに選択肢に入れて、その「調整」にはこだわろう!(補聴器の有益性をしっかりリサーチしないとね。最初から「使えないもの」と思い込まないことだ!)
自分が覚えておきたいことは繰り返し覚えなおすこと。
最近はできるだけKindleで本を購入するようにしています。
紙の本の方が内容があたまにすんなり入ってくる気もするのですが、
家の中に本が溜まると捨てる。
捨てると読んだことを忘れる(号泣)。
それが嫌でKindleで本を読み、その表紙絵を見て、繰り返し本を読んだ時の気持ちなどを思い起こすことで本を読んだことを忘れなくなります。
それと、こうやってブログにいろいろつづるのも記憶の定着用の情報として最良だなと再確認しました。
つたない文章、他人に見せられるレベルではないエントリも多いですが、気にせず恥ずかしがらずどんどん書き残していくことを躊躇しない!