ブログの面白さってリアルにあると思う。
そんなわけで、本家「62kgから47kgを目指すおかあさんのダイエットブログ - 楽天ブログ」では赤裸々に体重とそのあくなき食欲、丈夫な胃腸をさらし続けているわたくしが・・・今度はこちらでお金のリアルをつづる決死の覚悟を固めたハズなのに。
「初月0円!月額3,000円。最短6カ月で脱毛卒業!!」
という広告をみて嫌悪感を感じたので、1本書きます。
中学校とか高校の家庭科でお金の話をもっと教えるべきだっていう議論をたまに見るけど。やるべきです。
特に、お金にだらしない家庭で育つ子にはものすごく意味がある。
40代も半ばを過ぎてこんな基本的な話をブログに書き散らしている私が断言します。
こんな基本的なことにこんな年になって気づいて怒りを覚えなくていいように。
では、本題へ。
「初月0円!月額3,000円。最短6カ月で脱毛卒業!!」
脱毛を卒業するまでの回数は6回サロンへ通うことが必要。
で、最短6カ月ってことは月1以上は行かない施術ってことですね。
最短の6カ月で「満足のいく脱毛の効果が得られた」として、その時点で払い終わっているのは0円×1か月+3,000円×5カ月=15,000円
終わった後にも支払いは続くということ。
大事なことは。
当り前だけど。
3,000円の買い物ではないということ。
総額はなんぼやねんということ。
で、総額支払い終わったときには全身ぼ~ぼ~やったらどうするんかな。
ラ〇ザップのお支払いプランの案内にもみられる。
月額9,900円(税込)から通えます!
頭金なしの分割払いでスタートすることができるのです。
例えば60回払いの場合。
って、60回ってことは5年です。
5年間1万円のローンを組むってことです。
シェ〇プアッ〇プログラム(1回50分×16回/2カ月)
2カ月で消費する商品の支払いを5年引きずるということです。
2カ月の間に支払うお金は2万円ちょい。
しかし、終了した後に延々4年と10カ月。支払いが続くのです。
一括で支払ってしまえば348,000円(税別)のものに、594,804円の支払いが必要になるんです。
それでも。348,000円のものに594,804円払ってでも「今」やる価値があると本人が本当に納得すればやればいいと思うけど。
その、一番大事なところを本人があまり意識しないままにこの契約を結ぶのは本当にあほらしい話だと思う。
ライ〇ップのメソッドに間違いはないと感じている。
でも、手に入れた知識を己のものとして、2カ月が終わった後も自己管理のみでライ〇ップに通い続けなくてもその生活を維持しつづけられるの?って言ったら・・・?
月1万円支払える余裕があるのなら、月1万円で通えるジムを探して、5年間通った方が結果いいと私は思う。
あ。話がずれたね。支払いの話。
とにかくです。
総額なんぼになるの?っていうのを常々意識していくことが大事。
私自身リボ払いに苦しんだ過去を反省してます。
100カ月で支払った利息の総額は386,174円
何回だってリンクを貼って、何回だって読み返します。自分のために。
リボ払いのリアル① 2014年冬~2015年夏 - イマサラ金銭管理
リボ払いのリアル② 2016年7月(元)ダンナさんの家族離脱~2017年11月まで - イマサラ金銭管理
リボ払いのリアル③ ~学習塾で残高最高値更新~ - イマサラ金銭管理
リボ払いはあかん。やばいっていう気持ちは最初から最後まで常々持ってたけど。
当時は生活を回すのが精いっぱいで考えられへんかった。
でも、ちょっとした贅沢品を手にするために分割払いに手を染めるということの意味。
それをしっかり心に刻んで考えに考える。そして決断する。
それが自由ってもんだ。
それだけ「危険」な行為であると認識して決断する。
それなら納得。甘い言葉に踊らされるのもされないのも本人の自由。
そう言い切るためにはこどもには正しいことを教えてやらねばならないと思う。
で、冒頭に戻ります。
中学校とか高校の家庭科でお金の話をもっと教えるべきだっていう議論をたまに見るけど。やるべきです。
特に、お金にだらしない家庭で育つ子にはものすごく意味がある。
特に、若ければ若い程。たった数カ月先、数年先が永遠のような未来に感じてしまって、分割払いですぐに手に入ることの魅力もなお一層光り輝いて見えるんだと思う。
ちなみに、うちのむすこくんは・・・お金にだらしない親の姿を見て、ネットで検索して知識を取り入れてなんかびっくりするほどの吝嗇家に育っちゃってて。それはそれでいかがなものかと思うときもあるんだけど。
今日は結婚記念日というか、過去に結婚記念日であった日。
ちょっと元ダンナさんのことを思い出し。
元ダンナサンが私に出会う前に欲しかったもののために組んだローンの話を思い出したり。
そのローンがいっぱいになって、なんでもリボ払いになるクレジットカードを持っていたことを思い出したり。
ま、平たくいうとサラ金にも数十万とはいえ借金がある人と結婚したことを思い出しています。
そもそも支払い能力がたいしてあると判定されていなかったので、それぞれのカードの限度額は少ないのだけど、それを何枚も持っている。
そのことの恐ろしさをあの頃の私はわかってなかった。
そうまでして目の前の物欲を抑えられない人だから。
そのモノを手に入れても、その支払いが終わる前にまた新たなモノを欲しがるのです。
で、欲しがって欲しがって欲しがって。
支払いに躓いて。
もう、借金もできない。
もう、働くのも無理。どこへいってもブラックだ。
となったとき。
引きこもりが始まったわけで。
もし、目の前にある欲しいものをたった数カ月でも我慢できない人が彼氏だったら結婚はオススメしません。
その後も我慢できない可能性大。自分で学んで自分で変わるしかないからね。
彼女が言ったところで、嫁が言ったところで。所詮自分で変わらない限り無理。
もし、目の前にある欲しいものをたった数カ月我慢できない自分がいたら。
我慢できるように、考えて考えて考え抜いて。それでも我慢しない理由があるのかどうかを考えてから借金はするべきです。
現在使い切り人生を反省して、なんとか貯蓄ができる人に成長したい。
そんなおばさんの独り言でした。