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ダイエットの成功、リバウンド、離婚から悲喜こもごもイマサラ金銭管理にめざめたおかあさんのブログです。

デューン 砂の惑星 PART2 (DUNE)  劇場鑑賞2回目にして、なぜ私が夢中になったのかを考えました。

本当に2回目見てきました。デューン 砂の惑星 PART2 。

それも全く同じ席。2日連続。

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なんでこんなに気に入ってしまったのかを考えつつ2回目の鑑賞をしてきました。

今も、トレイラーをみつつ、文章にこの気持ちをまとめようとしているんですけれど。

全部のトレイラーを最初から最後まで見直してしまって全然書き進まない。

 

昨日の記事の繰り返しですが、世界観自体が頭に入ればストーリーは至ってシンプル。

圧倒的な映像とそれに合わせてくどいほどの迫力ある音響。

 

砂漠の地面を叩き、サンドワームを呼び押せる音。

ポールが胸を叩き、そのカリスマを放出する音。

声に音にかかる数々のエフェクト。

 

現実の生活で、もし、映像通りの事象が目の前で繰り返されても絶対にその音が耳に入るはずもない「音」が映像の迫力を高めている。

 

この映画は劇場に足を運ぶべき映画。

大きなスクリーンで視界にはいる生活感から切り離されてその映像と音にフルダイブする心地よさです。

 

トレイラーを見直すと、映画の中で使われている見せ場がいくつもいくつも公開されている。

 

それでも、そんじょそこらのB級映画だと、トレイラーがすべてでしたという、もっとひどいのは数十秒のテレビCMがすべてでしたという、本編を見ると悲しい出来のスッカスカ映画も多いけれど。

 

3~4本のトレイラーを観直しただけでもわかる。見せ場が多い。

これを劇場で観ることには価値がある。

とはいえ、この迫力のアクションシーンは他の映画で十分並び立つものはあると思う。

 

では、なぜ?私がコレダ!と即決。

劇場に2回行くことを決めたのか。

 

主人公ポールをはじめ、その人間が持つ”人を動かす力”を表現したシーンにこそある。

若きカリスマの成長を観測できるシーンに心を奪われている。

 

 

カリスマに全てを委ねてついていきたいような。自己の身と心だけではなく、すべての民が心酔し、どれほど血が流れても緑の楽園へ続く道へと導かれたいと強く望み、進む姿に恐怖しつつも心酔する。

現実世界では断じてこんな体験は断じてしたくない。こんな夢を見る必要のないぬるま湯のような現代日本で生きている幸せ。ここは楽園なのです。

 

自分自身は割と疑り深くて、集団の中に呑まれないように普段から気を配って、わざわざ騙されに行くような熱気のある場所には出向かないようにして生きている。

奇しくも3月20日は地下鉄サリンの日。あの前後でオウム真理教が引き起こした事件のせいで、あんなぶっさいくで自己管理のできない見た目の教祖でもどれほどの人間を惑わすことができるのか、その手法の一端なりの知識があれば、熱狂する集団に身を置かないのは賢明というものだ。

 

映画という娯楽で身の安全は確保しつつも、ティモシー・シャラメに心酔し、率いられてこの愉悦体験に身を投じられるありがたさ。

カリスマに心酔し率いられるエンターテインメントです。

 

詐欺や宗教に騙されるのはまっぴらごめん。ですが。

もし、だまされるのなら命果てるときまで一片の疑いも抱かずその熱狂の中で生きることができるのなら群衆としては幸せなんだろうと、その熱を感じさせる映画です。

自己や家族の幸せを超えて、星の未来そのものを手にするためならどれほどの犠牲が出ようとも・・・。

 

いや。だまされているなどと少しも考えないんですよね。そこには緑の楽園がある。

 

主人公ポールが、緑の楽園に本当にデューンの民を導くことができるという確信をもって彼らを死地に追いやっているのかどうなのか。知りたい知りたい。

今から原作を読むか。6,600円払って、ディテールを詰めていくか楽しく迷っております。

 

カリスマの行方を知りたければ原作。

デューン 砂の惑星〔新訳版〕 上 デューン・シリーズ (ハヤカワ文庫SF) Kindle版

 

迫力の映像に関する詳しい情報を補完したければこっち。

ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 アート・アンド・ソウル・オブ・デューン 砂の惑星PART2 大型本 

6,600円。昨日も本屋で手に取ってみたけど高い・・・3,000円なら即買いだけど。6,600円。。。怖気づいてます。

この本をみて映像は蘇ってきてもその映像にくっついていたあのくどいまでの”迫力音”はついてこないもの。

 

サントラは普通に公開されてました。Youtubeでも聞けるけど、間に広告がはいるので。今、契約しているAppleMusicでコレを聴きつつしばし読書におぼれます。

 

生きててよかった。映画見れて良かった。映画の進歩有り難うっていう。

新しいものってホントいいなって思わせてくれる映画です。

何度見ても楽しい名作は数々あれど、音響や映像の進歩は計り知れないし。

観る方の感覚も常により過激なものに慣れてしまって、よりスピーディで過激なものを欲するようになっているので、古い映画を見るとまだるっこしいんですよね。

 

しっかしな。ここまで私は一人で盛り上がってるけど。

周囲がみんな話題にするとかいうレベルではないので。

マニア向けというか、好きな人は好きなジャンルってことなんでしょうね。

 

私はとにかく夢中です。

こんなイケメンに率いられて死地に向かうなら。

その先に緑の楽園があって、私たちの子孫がその幸せな世界で本当に暮らせるのなら。率いられてレミングしちゃってもいいかなみたいな笑

 

 

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