GWのお楽しみとして1年ぶり4度目となるNetfilixを再開しましたが。
ここ1年で思った以上にネトフリオリジナルが充実していて、思った以上に楽しめたのと、あの、ウクライナのゼレンスキー大統領の主演作「国民の僕」が見られるようになったために。ネトフリ2か月目突入
オスマン帝国:皇帝たちの夜明け
話の間に学識者のインタビューが挟まる、ドキュメンタリー?仕掛けのドラマでした。
オスマン帝国のメフメト2世によるコンスタンティノープル陥落の件なので。
最初から歴史的に面白いに違いない部分のドラマなので。
面白かった。もう、こういうのは趣味ですね。
最初から盛り上がるに決まってる。桶狭間とか壇ノ浦と一緒。何回みても面白いものは面白い。何度オスマン帝国の船が丘を越えて金閣湾に突如現れたって知ってたって、面白いものは面白いのです。
しっかし。愛と欲望のオスマン帝国?が検索で強くて。私が見た
オスマン帝国:皇帝たちの夜明けのネトフリ日本語版公式トレイラーが検索でみつからないわ(笑)
ドラマの制作費が少ないようで
絵がチープ。役者さんの大写しの絵ばかりで、本当のコンスタンティノープルの大きさや、金閣湾の広さとか、何万という軍勢での数での城落としを映像から楽しむことはできない。そこは残念。
だけれども。本を読むときと同じ感覚で想像でその広さ大きさ多さを垣間見るための手助けとして、数々のD.Phへのインタビューが挟まるのが良きでした。
結局、全部見終わった後に
「知り足りない」っていう気持ちが高まって、もうちょっとコンスタンティノープル陥落について深いところを知りたいと思ったので。本を探したけれど。
私にもともとの知識と根気がたりないのか。
まずは日本人としての基本。言わずと知れた塩野 七生の
も読んだけれど。正直なところこの、トルコ制作のドラマの方が「知れた」っていう感覚が大きかった。
良くも悪くもラノベ的。事実をお話にしてあるっていうそういう本なので。
読んで余計にフラストレーションが。。。学識者インタビューを挟む手法がいいんだろうな。
で、ものたりないから少し古い本ですが
コンスタンティノープル陥落すスティーヴン ランシマン, Steven Runciman著
こちらを買って読み始めたけれど。今度は私の頭と知識不足で冒頭から東西キリスト教の対立から合同への件を丁寧に書くので、私には坊さんの名前と系列の羅列にしか感じられず苦戦中。
こういうのってベースになる知識量の問題で読み切れない、面白いと感じられないっていう可能性。
そんな感想を漏らしつつぼちぼちページをめくっている。
塩野 七生とランシマン博士の間ぐらいで私の頭と知識に丁度いい本があればいいのだけれど。
きっとトルコ語が読めて、トルコに住んでいたら。
もっとこのコンスタンティノープル陥落についての面白い本がいっぱいあるんだろうなと思う。
ひさびさにイスタンブールへ行きたい病が発症しています。
井上先生のこの本。ほんとよかったんだけど。まさに千夜一夜物語で。
それはそれとして。このコンスタンティノープル陥落の件をいい感じで楽しみたいのでした。
dottarabattara47.hatenablog.com
ランシマン頑張るわ。