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ダイエットの成功、リバウンド、離婚から悲喜こもごもイマサラ金銭管理にめざめたおかあさんのブログです。

「暁のヨナ」より~ハクとスウォンは引き裂かれてしまった初代ローマ皇帝アウグストゥスとアグリッパだろ?

ブログの面白さってリアルにあると思う。

そんなわけで、本家「62kgから47kgを目指すおかあさんのダイエットブログ - 楽天ブログ」では赤裸々に体重とそのあくなき食欲、丈夫な胃腸をさらし続けているわたくしが・・・今度はこちらでお金のリアルをつづる決死の覚悟を固めたハズなのに。

 

暁のヨナ」とは

花とゆめに連載中の歴史ファンタジー少女マンガ(既刊28冊)。

ストーリー的には正直「RPG的型」にはまっていて、この漫画より良いものはたくさんある。しかし、もう、少女マンガというリングの中で爆発する圧倒的な恋愛描写感が魅力。 

圧倒的に「エモい」そしてあまりに「エモ」くてもはや「エロい」

20年ぶりに少女マンガコンテンツを読み込んでいる私には免疫力がなくなっていてこれはエロ本。

性的描写なんてないのにエロ本。少女マンガ怖い(笑)

 

その暁のヨナにおける名コンビ。

それはハクとスウォンについて。

 

この2人は運命に引き裂かれてしまった(意図的にスウォンが引きちぎったのか?)

初代ローマ皇帝アウグストゥスとアグリッパであると断言。

このコンビが正常に国の頂点で機能すれば高華国は繁栄の一途をたどったに違いない。

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もはや2人きりで相まみえる機会があればどちらかの「死」もしくは両名の死もあり得るほどに離れ離れになった2人。

そんな2人が、 数百メートルを離した戦場の中、目を合わせただけで作戦開始と成功を約束された瞬間。

 

しびれました。

 

是非、本編をお楽しみください。

絵は口ほどにものをいうというか。マンガってほんとに表現力豊か。

これ、実写にしたりアニメにすると間延びしちゃって緊張感のない妙な止め絵になるんだけど、マンガで読むとこぎみよいスピード感で頭に入ってくるんだよな。

 

 

 

 

ストレートにネタばれると

わちゃわちゃになった戦場の中、断頭台につるされる直前のリリ(高華国の将軍の一人の娘さん。お姫様やな)を見て、二人は目を合わせ

スウォンが弓で首を吊る縄を切り、断頭台の下へ落ちるリリをハクが走り込んで受け止めるという奇跡。

 

21巻収録のこの話を読むまでは

暁のヨナ」とはヨナの成長譚とハクの悲恋物語が大筋なんだと思っていたのだけど、

もう一つ、理想のコンビ(ハクとスウォン)がコンビとして存在することが許されなくなってしまった悲恋(?)物語も大きなテーマなんだと再確認した1話でした。

 

 

 

【以下、ネタバレと私の多分に希望を含んだ先読みをワガママに自由に書きます。そこには読者不在】

 

情緒的表現はもう100点満点を大きく振り切る圧巻なんだけど。

あっちのブログにもちょっとかいた、

ハクの頭と身体がペコポン人スーツ的アンバランスさを感じさせるのと同様。

歴史スペクタクルと恋愛譚、友情譚の温度差が激しい感じ。

 

本編の歴史スペクタク要素が水戸黄門的なスケールというか(笑)

 

 

 

ヨナ父(前国王)を弑逆してまで国王になったはずのスウォンは物語が進めば進むほど有能で優しく、強く、そして、なによりも私欲がない。

ここまで私欲のない人間が国王である叔父を殺してまでその地位を簒奪しなければいけない理由がいまだ物語を読むうえで納得できていません。

 

怒りでどす黒くなってしまったハクの前にこんな欲のない人間は簡単に自分の首をさしだしちゃいそうだもん。

今のところ、周囲の仲間のおかげでハクはスウォンをてにかけていないけど、

もし、四龍をはじめとるする仲間に出会えていなくて、ヨナと二人だけだったらとっくに殺ってる。

 

だいたい、冒頭からハクとヨナをわざと逃がしているも同然。

クーデターをするなら絶対殺しておかないといけないふたりをみすみす見逃すというかわざと逃がすスウォンさん!向いてない!

 

スウォンがデスノート夜神月もかくやというようなダークヒーロにでも書かれてあれば・・・納得できるストーリーもうかぶかもなんだけど。

 

国だってたいして乱れてるようにみえないもん。問題が小さい。国内のそれぞれの部族が抱える問題も、周辺国が抱える問題も高華国が倒れるほどの問題であると感じられない。

世直しヨナ一行はわたしには水戸黄門一行にしかみえてないよ。

 

 

話は面白いの。ヨナちゃんも一生懸命だし。成長するし、面白い。

面白いんだけど。

 

どうしても、スウォンの王位簒奪に足るだけの理由がみつけられないんだよな(繰り返し)

そこが、これから終盤にかけて納得できる形で明らかにされて、誰も悪い人なんかいない大団円に持ち込めるのかどうかという感じ。

 

納得のできる理由付けを楽しみにしています。

もはや、伏線なしで悪人が横から飛んで出てくるようなラストは納得しない。

 

みんながいい人で全員がいい人なのに、なにか理由があって、悲しいまでにそういう選択をスウォンがするしかないというそういうラストを待っている。

 

 

 

実は、ハク・ヨナの恋の物語にはよくよく考えると大した障害などなにもなく、2名の意思さえ伝え合うことができたら、来世までも約束されたような運命のカップルなんだよね。

ヨナとスウォンは実の兄妹でしたっていう落ちは見えてる。

 

拾われっ子ってことになっているハクだって、空の部族の前の将軍(スウォン父)とそっくりやん。取りかえっこしたやろ?

血に不足はない(って表現へんだな。なんていうんだ)のだし、別にイル王引退、ヨナ・ハク結婚、ヨナ退きスウォン登壇でオールおっけ。

なにがピンチで緋龍王の生まれ変わりがでてきちゃったんだ?やっぱ高華国それほどのピンチじゃなくね?

スウォンの相手役もしっかり登場していい雰囲気(前述リリ姫)やしな。

 

あ。あれか。

かわいそうな運命を背負って転生を繰り返している龍達と不死の命を背負っている龍を人間にもどしてやりたいな。それも緋龍王復活の理由か。

どれほど龍のみなさんがヨナたんを思っても、なんか4人とも人っぽさがなくてかわいそうなんだよな。

一人悲恋ぶっているハクが時に傲慢に感じる。

あれほどのイケメン集団で紅一点のヨナ争いにだれも参加してこない!

お前がそれほど遠慮してるスウォンはどっからみてもヨナの実兄だろ!

 

 

ここまで読んでくれた方。いらっしゃったらありがとう。

後半、なんの遂行もなくノーミソから感情を指先に垂れ流した駄文でした。

ごめんなさい。

 

 

 

 

 

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