ブログの面白さってリアルにあると思う。
そんなわけで、本家「62kgから47kgを目指すおかあさんのダイエットブログ - 楽天ブログ」では赤裸々に体重とそのあくなき食欲、丈夫な胃腸をさらし続けているわたくしが・・・今度はこちらでお金のリアルをつづる決死の覚悟を固めたハズなのに。
昨日見た映画の感想を。
「searchi/サーチ」
ぶっちゃけ見てよかった!
今の時代を生きている今の私たちしか共感しえない生もの的な映画。
5年10年ずれたらもう、この感じは古臭くなって楽しめないと思う。
すべてのシーンが、PCやカメラの画面からだけ「覗き見る」ような視点で撮影されている。そこが新感覚というウリ。
新感覚というのになんでこんなにこの手法、見たことあるような気がするんだろうって思ったら・・・ファミコンやプレステで昔夢中になった、アドベンチャーゲームを彷彿とさせるんだと今、この感想を書き始めてやっと気が付いた。
画面の向こうのゲームの登場人物と、協力して捜査を進めたり謎を解いたりといったアドベンチャーゲームをやっている時の気持ち。
私自身がリアルタイムで直接事件にかかわっているのに、決してこの画面を超えてはいけないこのもどかしいような感じを思い出したのでした。
冒頭、WindowsXPの画面がいっぱいに広がるところから映画がスタートするのだけれど。
これもまた郷愁。
1台のPCを家族で共有し、それぞれのアカウントをつくってデスクトップを分けて。
という時代から子供がどんどん大きくなっていって、デバイスが分離して、1台を共有することはもはやない。
あ~。この子。この主人公のパパの娘。うちの子と年齢がほぼかぶるんだな。
ポケモンが好きとかそういう設定もまた。
映画の中で成長していくパパの年齢、こどもの年齢。その時々にネットにアクセスしているデバイス、アプリ、ソフト。その時代感が完全に自分の体験とかぶっちゃってるから余計に面白かったんだと思う。
ストーリーは、それほど目新しくもなく。ありがちといえばありがちな謎とき。
しかし、それを解き明かしていく手法は今しかない。今だからこそあり得る犯罪のきっかけで、今だからこその解決方法。
面白かった!
見に行って良かった!
今見て良かった!
この映画は風化しやすい生もの映画です。
見るなら今だ!
余談
また、映画のチケットを買いすぎて。10月末までのチケットが一枚(というか1回分?もう紙じゃないからね)。
今月になってから、慌てて「なにかみなきゃなにかみなきゃ」と毎週末に慌ててラインナップを確認するも、どれもみたいものがなく。
ついに、最終の土日を迎えてしまった。
同じシチュエーションで失敗したのに、またチケット買いすぎてあまらせてしまった。
前回の失敗が頭をよぎり、もう、1回分無駄にしてもいいかなと思いつつ。
土曜の朝にTOHOのサイトを覗くと、いちばんでっかいスクリーン1でこの映画がやると。
早朝にヨガをすませ、帰宅後に家の掃除。そこから移動して14:00すぎの回 。
もともとそんなに見る気もなかったし。
ヘトヘトにつかれていたので。もう、寝ちゃってもかまわないや。
と思って、見始めたのですが。
当たり!
まったく眠くなることなんかなし。
最後まで思いっきり楽しめました。
座席の埋まり具合はせいぜい3割?
私の好きな前方はガラガラ。
中央に一人陣取って、視界いっぱいのスクリーン。ほかには何も視界に入らない状態で見る映画が好きです。
周囲に人がいなくて、映画に集中できる。
同じ映画でも楽しさアップです。