目当ての新規配信コンテンツがあるたびに、断続的に入会し、合間合間に見ていた
スターウォーズ反乱者たちをやっと見終わった。
全4シーズン 74話。長い。長い。
あと数日で受付終了ですが、JCBのキャンペーンのおかげでやっと見切れた感がある。
明後日(9月21日)から配信開始のキャシアン・アンドーも楽しみにしているので、有料で継続予定。
最初に見始めたのは、2015年ごろ?シーズン1の途中くらいまでみて、忘れていた。
Disney+で気軽にみられるようになったが、なにせ長いし。作っている側も作り終わるまでの大人の事情でストーリーの軸にぶれが出るようで途中何度も中だるみ。むちゃくちゃ時間がかかってしまったのだけれど。
ラストがいい感じにまとまったので、総合評価は「よかった!」となりました。
2時間とは言わないが、実写ドラマの1時間×8話くらいに再編集して、ダレる、本筋とは関係のないストーリーをバッサリ切ったようなバージョンがあればなとは思う。
シナリオの軸がぶれる
全体を通すと、子ども向けにわかりやすく1話か2話で1シナリオが完結するよう作ろうとしている流れの時(特攻野郎Aチームを意識したとか?Wikiに書いてあったのを読んだだけですが?私的には引き延ばし期と感じる)と、各シーズンの終盤にスターウォーズの正史にかかわるビッグネームを絡めたり、大尋問官やスローン大提督との最終決戦等は見ごたえあり!
敵や味方の能力に波を感じるときが視聴が辛くなる(急に賢くなったり、急にバカになったり、急に弱くなったり強くなったり。そのキャラの設定よりもシナリオが優先されたと感じるときがね・・・辛い。)
あれほど有能で恐ろしく感じる大尋問官やスローン大提督もシーズンの半ばで相まみえるとものすごく間抜けにゴーストのみんなやレベルの皆さんを放逐してくれるし。せっかくとらえても絶対殺さないし(笑)あきれるほど重要な会話をするシーンに捕虜を同席させて簡単に逃がしてしまうという。笑いを誘う時期を何とか乗り切って、4シーズンのラストはいい感じでした
全シーズン最大の盛り上がり箇所をネタばれます
スターウォーズ好きの人にしたら、ネタバレ込みで楽しめないとスターウォーズのファンとは言えないんじゃないかと勝手に思っているのでネタばれると。
最初から死ぬってわかっているケイナンとエズラ(エズラは生きている可能性を残しつつですが)を見るにつけ、だんだんと2人に愛着も沸いてくるので、死ぬと思うと先を見るのが辛くて辛くて。
でも、良かった。
時系列的にはローグ・ワンの直前に織り込まれていて(もともとローグ・ワンより先に始まってますが)、苦しい戦いではあるが、上を向いて、希望をもって「犠牲が無駄にならない」時間にはまっているので、いい気分で見終わることができる。
この世にエピソード4が放たれた当時には存在しないと言われていた生き残りジェダイの数が増えまくって、もういい加減にしろよっていう感覚は常にあるけれど。
存在しえなかったはずの2名のジェダイを追加してしまうという禁を侵しつつも、二人共の存在を葬り去ったところも潔し。
(どうやってもアソーカが殺せないビッグネームになっちゃったからね~。例外だらけにするとさらに盛り下がるから、2人を削除できたのは英断)
テーマは家族。
パダワンの時にオーダー66を経験し、ジェダイとして未熟な部分を抱えたままのケイナンの活躍と苦悩は人間としての未熟さ至らなさを常に含んだまま親となるすべての人間の苦悩に通じるし。思い切って、迷いや苦悩を含んだまま親としての人生を歩み始めると子の成長を見守るというかけがえのない喜びを経験していくケイナンにじんわりきちゃうのは私も親の端くれだからでしょうか。
ジェダイ中のジェダイ。スーパースターであるアナキンやオビ=ワンの物語では描きようもないとことん普通の人らしい喜びや苦しみに満ちたケイナン。大きな存在ではないけれど、良いキャラだったなと。
ホンドーさんのキャラがいい
クローン・ウォーズのときには権勢を極めていた海賊ホンドーさんの凋落っぷりと老害っぷりを極めた自信たっぷりの信用置けないけれど愛さずにはいられないキャラが(笑)
良いキャラだな。腹が立つのに嫌いになれない。縁を切ることができないそういう迷惑だけれどいざというときには頼りになる(?)よいキャラです。
若いころからずっとホンドーを見ている視聴者にすれば、愛で笑って許してしまうしかないんだけれど、突如この老害おやじが自分の人生に現れたら全力で嫌って遠ざけてしまいそうなんだけれど。エズラの器の大きさ?なのか子どもとしての純真さが新の価値を見抜いて絆を大事にしちゃうのか。
親の立場(ケイナン・ヘラ)からすると、とにかく二度とかかわってくれるな!というしかない人間なんだけれどね~。