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ダイエットの成功、リバウンド、離婚から悲喜こもごもイマサラ金銭管理にめざめたおかあさんのブログです。

国民の僕 1stシーズン12話まではおすすめ。その後失速。ゼレンスキーを大統領にしたいっていう気持ちを共有させてもらえない(17話で挫折中)

ロシアのウクライナ侵攻が始まる前後あたりから、ウクライナ大統領ゼレンスキーの経歴を見聞きするにつけ「国民の僕」が見たかったけど。やっとNetfilixが配信を始めてくれたので飛びつきました。

 

リアルで大統領になってしまったゼレンスキーのことを「何故」ウクライナの人は本物の大統領に選ぼうと、そういう気持ちになったのかを理解したい、感じ取りたいっていう思いがあっての鑑賞です。

 

冒頭から「笑いまくりながら考えさせられる」という、期待にそぐわない政治風刺ドラマが展開。

 

歴史教師として過去現在の世界中に存在した国への広く深い知識と「現在のわが国ウクライナ」をみるにつけ日ごろから心に秘めていた思いを怒りに任せてその本音を履き散らしているコロボロジコが生徒によって隠し撮りされ。

その思いはウクライナの人たちにYoutubeを通じて広く拡散し期せずして大統領にえらばれてしまう。クダリをさらりと見せるあたりは本当に爽快でした。

是非、見てほしい面白い。おすすめ。

 

だがしかしこのあと大失速で現在17話で挫折しています。


12話までは面白かった。酒で失敗する大統領に失望し、いまいちかな~と思いながら20話までがんばったけれど。ずっと反目しあっていた外務大臣(オトモダチ)と秘書が酒で寝たシーンをみて、それまで感じてた「おもんない」っていう気持ちが爆発して視聴がストップしています。

 

30分のドラマで起承転結をつけて、新聞の4コマ漫画のように楽しむ政治風刺ストーリーだったはずが・・・

価値観が遠い日本の私とはなかなか一致しないことも多いお国の人のホームドラマに変貌。辛い。

笑うところが分からない。私には犯罪としか考えられないことがオチとして扱われてオワライで終わるのがわからない。笑えない。

 

家族が舞い上がって賄賂を受け取りまくったり、だれも信じられる人がいなくてお友達人事の敢行までは我慢したけれど。

どの問題も解決したのかどうかも不明でストーリー上放置。妹が大統領府に要職をよこせと殴り込み(私としては騒乱罪とか不法侵入で即刻逮捕に踏み切りたいレベル)、コロボロジコ自体が酒で失敗して意図したものと違う約束をする羽目になる(対IMF)。

難かよくわからん気持ち悪い突然の肉体関係描写(絵は見せないけれど関係性が気持ち悪い)。

 

それでも、ウクライナの人たちはこのゼレンスキーにコロボロジコを投影し、希望をみて大統領に選んだ・・・その理由を見たかった。私も、この国民の僕をみてゼレンスキーを大統領にしたいという夢をみてみたかったのだが。

 

今のところ完全に挫折。それでも彼は大統領にえらばれたのだからこの先面白い話も出てくるのかもしれないが。

それに全部目を通してあたりを見つけるの時間が惜しい。

 

 

ドラマが放送されたのは、戦争が始まる前なので、今はウクライナの人たちの価値観も行動も急激な勢いで変わっているだろうけれど。

ゼレンスキーを大統領にしたころのウクライナって、ただお金にさえ清廉であれば満足で?それだけを政治家に望んだのか?と。

 

ドラマの冒頭でYoutubeに無断投稿される動画をはじめ、たまに、コロボロジコが台本を無視して自分の心で国民に話し出すシーンがある。

その演説を聞いていると、この喋りはヤバイ。魔法にかかるわっていうパワーを感じる。言葉に力を与える語りっていうのか・・・。Youtubeにあるような歴史的に有名な演説を見たときと同じような人を動かすような力を感じる。

これで、ウクライナの人はゼレンスキーを大統領に選ぼうと思ったのだろうか?

 

実際、この力で戦争になっちゃったウクライナにお金やモノを呼び込むことには成功しているのは間違いないし。

 

平時であれば、演説で心だけを動かしても、そのあとの政治で失敗したり泣かず飛ばすだったら「やっぱり芸人やしな~」っていう評価で終わったのかもしれないが。

 

戦争になっちゃったんだもんな。この日本でも募金くらいはしなくっちゃっていう気持ち、ウクライナを助けてあげなくっちゃっていう気持ちにしたのはゼレンスキーの言葉の力。

 

だけれども。今、戦争がはじまっちゃった結果論として、ゼレンスキーの言葉の力がウクライナに金とモノを呼び込んでいるのは間違いないけれど。

なんで平時に、このドラマをみて、ゼレンスキーをコロボロジコのように大統領にしたいって思っちゃったのか。最初のところがわからない。

 

コロボロジコの政策はお粗末だ。金に清廉であればそれだけでいいってものでもないだろう。金の流れがおかしいのだからそれを何とかしてほしいっていう期待感があるのに清廉なだけかよ?人事的な清廉性は???

こんなやつ絶対大統領にしたらあかんやろと20話時点では思っている。その失敗は笑えない。大統領として許せないことが多すぎる。

 

この人の情報量が少なすぎるから、ウクライナの人たちにはコロボロジコはコメディでオワライであり、ゼレンスキーがちゃんと見えたからこの人に任せようっていう大統領にしようっていうそういう風に感じられたってことなのかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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