あえての埃まみれのアヌビウス。
実はうちにはこれがある。息子さんの部屋へ侵入してガラスケースの中から取り出し撮影笑
あのメタルファイトベイブレードの狂騒時代を子どもとともに歩んだ人ならば、コロコロコミックを食い入るように眺めた小学生だったなら。
「え?!ほんとにそれ?持ってるの?」
と。この価値も分かっていただけるだろうか?
埃まみれですが。今でもずっとガラスケースに飾っています。
恥も外聞も顧みず家族で休みのたびに走り回ったあの頃を思い出さずにはいられない。
このアヌビウスを取るためにどれほど走り回り、寒さに震えながら大阪ドーム、名古屋、幕張。暗いうちから並んだのも思い出。
ごく一般の人々からすれば白い目で見られるしかないような気の入れようで。
当時、購入したベイは数百個。個体の良さ、父親の腕の良さ?根気?まだ怖いもの知らずだった息子さんの度胸?そして、その馬鹿騒ぎを楽しんで許してしまった私。
親子三人で家計が傾くほどに入れ込んだ日々。
息子と家路をたどりながら「日本一」を目指すんだとベイブレードの主題歌を歌った日々も遠く懐かしい。
一発!最強目指しゴーシュー!
最強というフレーズがどれほど小学生の息子を沸き立たせたか。
いくよー!
と言えば何処へでも一緒にベイ大会に出かけた日々は楽しい日々でした。
始めた初期の頃は父親が選び抜き調整したベイをいかに確実に力一杯ゴーシュート!
いかに息子さんが長回しできるかが勝利の鍵。
5分前後くらいだったか?最後にことりとベイが、止まるまで。固唾を飲んで見守りました。
リブラ、アースアクイラ。
何個買ったことか!!!
(それから一年?バサルトが10分回ったときも衝撃的だった)
その後の環境は、息子さんの練習の賜物。絶妙タイミングでいかに相手のベイを飛ばして勝つかに環境の重点が移り。この頃が一番ウキウキと大会に出場していたかしら?
ラバーボトムがついた、コロコロコミックの全員プレゼントでしたか?小学生の息子にとって黒い極龍は相棒!
最終的には三つのタイプの違うベイを準備して、の戦略をも競い合う大きな大会で「最強」を目指しました。
ベイ大会を渡り歩いてできたたくさんの仲間とたくさんのベイを交わして得た経験と運で掴んだ何度かの勝利。
賞品として得たベイブレードはすべて保管しています。
中には、他所の息子さんと私自身がタッグを組んで得た商品のベイブレードもあったり。ちょっと自慢😌
家族として分かり合い、笑い合えた日々の数年間。我が家はベイブレードを中心に回って回って回っていたのです。