金曜日の帰宅時の話。
背中にPCを背負って、動きの鈍い私。
在宅勤務がこの先も状態化するのであれば自転車通勤を再開すべきなのだろうかと迷いながら重たいPCの入ったリュックを背負って往復で6Kmを歩いています。
前方に歩きタバコでのんびり歩いている男性と遭遇してしまいました。
煙がつらい。
歩きたばこの煙ってどうやったって後方へ来ますよね?
元ダンナさんの歩きタバコする隣を歩いているときには気づいていなかった。
もともと、元ダンナさんがヘビースモーカーだったので、歩きたばこも常態化。
特に、世の中が禁煙の流れになって、吸える場所が減れば減るほどに一緒に出掛けると歩きタバコ率が上がっていた。
厚生労働省のホームページから。数字を拾ってみました。
元ダンナさんと結婚したころ(1999年)の男性の喫煙率は49.2%。
一番新しい統計記録で2018年27.1%。その2018年には喫煙者の3割程は加熱式タバコに移行してるらしい。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf
その数字をそのまま鵜呑みにすると。
紙巻きたばこを吸っている人は1999年が男性の半分近くだったのが、2018年には男性の18%ほどになり。
さらに、その18%のうち何割かは車移動などでほとんど歩くということもなく生活し、その18%のうちの、歩いてるときに我慢できずにタバコを吸ってしまう人って、喫煙に対する風当たりが強まるにつれ、減ったはずなので。
歩きタバコをしてしまう人の確立って非常に低いと思う。
さらにはその歩きタバコが加熱式の人もいる。
2017年の私は。ただひたすら、一緒に歩いてるときにタバコを吸われるのが非常に恥ずかしかった。まさに常識を疑われる。まさに民度の低さをさらけ出すようで。
結婚したころ1990年代末には、タバコを吸う人とのお付き合いはいかがなものかとは思いつつも、自分の身の回りで交流のある男性諸氏もやはり相当数が喫煙者だったので、家庭内で分煙すれば何とかなるかと思ってお付き合いに踏み切ってしまった(当初は非常に分煙されていたのですが、仲が深まり、結婚し、年月が経つにつれ分煙の誓いは守られなくなっていったのでした。ずるずる)。
それでも、タバコの煙には慣れていたので、同じ部屋の中で吸われることを思えば、外の方が煙を感じることもなく。
別段それを煙たいとも臭いとも思わずにただ「恥ずかしい」と思っていたけれど。
歩きタバコ。臭いです。
匂いがきつくなったわけじゃなく。
日々生活する中で、分煙、禁煙が進み。
さらに家族に喫煙者がいなくなった上に、会社の人たちは3割なんてもんじゃなく、ほぼ禁煙or加熱式へ移行。紙巻きを吸ってる人は壊滅的なんではないだろうか?
現在の私。日常生活において、タバコのにおいを感じる瞬間って、ほぼ歩きタバコの人に遭遇した時だけなんですよね。
やっぱ、歩きタバコはやめた方がいい。
あれだけは、受動喫煙を避けようがない。
文句を言うことももちろんできるわけがないし。家の近所などではルートも変えようがない(そぞろ歩きのお散歩だったらルート変えたら終わりだけど。駅までの道筋などではなかなかね)。
喫煙者のいない店を選ぶことはできても、たまたま歩いているときに喫煙者の後方を歩く羽目に陥ったら追い抜くしかない。
だいたい、歩きたばこをしてる人で速足の人ってそうそういないので(例えば朝の通勤時)、たいがいは頑張って早歩きしたり小走りになったりしてその人の前方へ移動するのだけど。
在宅勤務用のPCを背負っている日には非常につらかったっていう話でした。
この3連休。押し入れの中身をまた相当排出したので。元ダンナさんと一緒にいたころから使っていたものもまた相当数廃棄しました。
大事にしているつもりだった本も触るとタバコのヤニのべとつきを感じて、その瞬間処分に踏み切るという。
大事にしているレゴも洗って拭いてを繰り返していたけれど、ダンナさんがいなくなってからは、ため込まない限りははらうだけで埃は取れるようになった。
ほんと楽になりました。
タバコ。いいことなんにもない。
喫煙者がいる生活が当たり前になって、そのくらい手間がかかるのが当たり前だっておもってたことに手間がかからなくなることが多すぎる。
離婚してから年末の大掃除をする必要もなくなりました。