12モンキーズで楽しみ続けております。
ていうか結構いらいらしながらだけど。
4thシーズンできれいに終わってることを信じて突き進んでいる。
(調べるとネタバレくらいそうだからあえて調べていない。)
映画も見直しました。
1996年ってあんなに昔なんだ・・・と。スマホどころか携帯電話もない状態で。
よく生きてたな!私。
映画を見直して、分かったのは。
思った以上にジェームス・コールっていうキャラクターの伝統を踏襲してる部分があるんだなぁって。
私が持っている現代人としての常識をある程度持って生きているんだって思いこんでみちゃうんだけど。
いや。違う。ジェームス・コールはジェームス・コールが生きてきた時代の感覚で人を殺すのです。
それにしたって殺しすぎやねん。
でもまぁ。
1stシーズンの間は。その殺しすぎにもいろいろなドラマがあったり理由付けがあったりって思ってみてたけど。
2nd,3rdと。何がよくって何が悪いのかもうわからん。
やっぱ仲間うちで裏切りに次ぐ裏切り、果ては殺し合いっていうのは見てて辛い以上に笑えてくる(あとで仲直りしたりするからね。いや。殺しあうまでやりあっておいて仲直りとか・・・)。
実は2ndの間は楽しかった。
映画における12モンキーズの常識からかけ離れてファンタジー色が強くなって。
もう、サイエンス・ファンタジーではなく、ヒロイック(それもダークヒロイック)ファンタジーなんだなぁと割り切って、気楽にみてた。
スターウォーズも真っ青の親子ぐちゃぐちゃストーリー。
1stシーズンでは、過去への移動1つ一つに技術的に乗り越えるべきストーリーがあったので、行ったことのない過去へ行く度に大変だったけど。
だんだん楽に移動ができるようになると。
各時代へ行った時のキャストの時代がかった衣装のコスプレ感もまた楽しめる要素になってきました。
オカルトなんだかSFなんだかよくわからんけど。善悪の感覚がもう、ついていけないので、どの登場人物にも肩入れできない状態。
何をどう言ってもジェームス・コールの罪は消えようがないが。
ま。あれですな。
物語っていうやつは残酷で。
仲間うちや主要なキャラ(12モンキーズ的に言えばプライマリでしょうか?)を傷つけたり殺すのにはそれなりの葛藤があるのですが(でも殺ってしまうのが12モンキーズ流です)、モブキャラの命はいくらあっても足りないし。
なんの罪悪感もないみたいなのとか。考えちゃだめだね。
物語だからね。
ほんと2ndシーズンの間は指輪物語でも見てるような感覚でした。
しかし、暴力シーンは多いけど。この作品が見やすいのはエロ表現がほぼ皆無なところだな(ゲームオブスローンズは私は生理的に受け付けなかったので)。
3rdシーズンも佳境に入ってくると。
ジェームスもキャシーもそれなりに人間性を取り戻し。
話も収束に向かってる感があって。いい感じです。
4thシーズンでうまく終わってるといいなぁ。
もう。タイムスリップもののお約束とか常識とかどうなるの?っていうほど好き放題の展開を広げるだけ広げた状態なので。
伏線回収に期待しつつ。
4thシーズンへ突入します。
なんやらかんやらゆうても。
無料(あ。年会費は大阪ガスさんが払ってくれてるけど)でこんだけ楽しめたらありがたい話です。