贅沢に休日を使ってしまった。
Amazon Primeでドラマ アンナチュラルを一気見してしまった。
窪田正孝が好きです。
永遠のケータ君。テレビ見ないし、邦画もそんなにみないけど。たまに役者名で検索してしまう。
で。まぁ。一気見したわけです。
そこそこに楽しみました。
一気に最後までみるくらいまでは謎解きに夢中になった。
なんだけど。
普段あんまり見ないからなぁ。ドラマ。
尺が長いせいもあるやろけど。新たな謎きた!謎解ききた~!
っていうときに。各役者さんの渾身の演技が入るのが苦痛で。
演技長いし。溜めすぎ。
なんで電話しやへんし。
なんで自分で、足で走っていくし。
なんで自分で駆け付けちゃうし。
なんでけーさつ呼ばへんし。
なんでみずから窮地に陥ってすぐ犯罪起こすし。
現実やったらお咎め間違いなしの怪しい行動満載。
それも含めてフィクションで楽しむべきなんでしょうね。
法医学なんて何の知識もないから、そこはかなり楽しめてると思う。
でもなぁ。職場。
職場に家族を求めすぎ。
だからこんなに法を破ってまでお互いを守ったり、
お互いの望みをかなえようとする人間関係が肯定されてしまう集団になるのよね。
もちろん家族にもルールもあるし、法も厳格に適用されるべきだとは思って生きているが。
こうやって、ひさびさにテレビドラマをみると。
ああ。世の中ではまだ家族は治外法権なのか
と思う。
この職場。人殺しをするという最後の一線さえこえなければ簡単に法は破っていいとおもっているし。どこまでも自己解決型。
その捜査。あなたたちのお仕事なの?と。
あかんあかん。これはあかんと思うよ。こんな職場。
なかよきことはうつくしきかなとはいえ。法を超越したところでつながってお互いを守りあうって。逆に、集団を守るために自分たちの身を亡ぼすことになると思う。
幸せのはちみつケーキの会社と主人公の勤める職場の家族観からの法を犯しちゃってるよ。それって組織を守らねばという暗示に囚われて社員自らの身を滅ぼしに行ってるよ。
と。
思わずにいられない。
とはいえ。サスペンス的な謎解きの大筋ストーリーは面白かったです。
やっぱ、技術の進歩ってすごいね。
すごいからこそ、それぞれの技術が細分化して、スペシャリストも細分化されて。
あの、ドラマに出てたヒロインの友人みたいな。聞いたらなんでも答えてくれる分析官なんて夢のまた夢だとは思うけどね。
キャプテンハーロックの「友」を思い出した。
日本語で聞いたらなんでも答えを出してくれるコンピュータ。
あいつもだな。
盛り上げようとすればするほど私の心は冷めていく。