むすこさんが名前を嫌がっています。
私がつけた名前が安易で浅慮であると。
キラキラネームではないのですが。
今、彼が学んでいる学問上はキラキラ的に響く名前です。
その道以外。その学問の外だと、全然普通の名前なんですよ。
まぁ。わりと古風に響くから、キラキラとは程遠いと思ってつけたんですよね。
今日もひとしきり文句を言われてます。
今をさること20年前の私にはそのようなことは予想し得なかったし。
言い訳めいたことを繰り返すしかないのだけど。
画数程度で決めて欲しかったと。あまり意味を感じない名前にして欲しかったと。
私も。ここまで20年でその方の評価が変わると思いもよらず。
そして、その道の真の専門家の先生方の前に、その名前をぶら下げて勉強するのが気恥ずかしいらしいです。
そんなこと言われてもなぁと言いつつも。
専門家の先生たちを前にして恥ずかしくてたまらんという彼の言い分も分からんでもないけれど。
なにもそこまで否定しなくてもいいのにと思うんだよね。
いい名前なのにな。
その人の書いたものをエンタメの枠を超えて事実だと思って読んでたことはない。
だがしかし、たぶんに事実を含んでファンタジーが構成されている。そこが魅力。
その小説の一字一句を、わざわざ資料に当たって事実かどうかを確かめようと思ったこともない。エンタメはエンタメと割り切って楽しんでいたし。幾ばくかの事実を含んで構成された物語であるとは思っても。登場人物の心情まで書いてある物語を読んでそれが史実だなどといちいち考えたこともない。
ジュラシックパークやジュラシックワールドをみて、
本物の恐竜の姿はこれだと思い込んで、実際それを研究してる考古学の先生方に論戦ふっかけたりする人・・・いないと思うんだけど。
まぁ。そういう人たちが多いんだそうな。
直接難癖つけられる心配をしているわけではないようだけれども。
気恥ずかしいのは理解した。が。
良かれと思ってつけたってことはわかってほしい。
学校で教えられた価値観、教科書で教えられた価値観から脱出して、
真実は必ずしも義務教育で教えられたものと一致しているわけではなく。
すべては教科書に書いてあるわけではないと。
日本って捨てたもんじゃないなぁっていう。価値観を与えてくれた人なのだから、
そこに一抹のファンタジーが含まれていようがいよまいが。
やはり。私は、その作品を、その人を否定するものではないと思うのですよ。
そのファンタジーを提げて学者さんにアタックする人が多いらしく。
まぁ、うざったらしいことこの上ないっていうそういうことらしいです。
しらんやんそんなん。
私。一度たりとも学者さんにアタックしたことないもん!!!!!!
と。高ストレスチェックの記事を書き終わって。
むすこさんが冷え冷えにした部屋へ移動して、読書でもするかとゴロリとなったら。
レポートを書きながらめちゃくちゃディスられたという日記でした。