ブログの面白さってリアルにあると思う。
本家「62kgから47kgを目指すおかあさんのダイエットブログ - 楽天ブログ」では赤裸々に体重とそのあくなき食欲、丈夫な胃腸をさらし続けているわたくしが・・・今度はこちらでお金のリアルをつづる決死の覚悟を固めたハズなのに。
長年サラリーマンやってたり、離婚したりすると
「病みそうや」とか思うこといろいろあるんだけど。
ごめんなさい。そんな簡単に人生降りたいなんて思ってごめんなさいっていう気分です。
むすこさんが誕生日に何冊か本を買ってくれと言うので、ポチポチした中の一冊。
届いたその日にむすこさんは身じろぎもせずに読み切ったので、よほど面白いんだろうと思って読み始めたんだけど。
キツイ。きつすぎて。休憩しながら読んでます。
まだ1/3くらい。
文学の香もなんにもせずに現実が詰め込まれています。
その題名に偽りがあり、その装丁に偽りがあり。
「スタイリッシュ」「クール」を想像させるようなこの装丁。
ちゃう。ちゃう。現実しかない。
現実なんだけど、こんな現実には絶対に立ち向かえない。
やたら日本語の文章が読みやすくてサクサク読めるんですが。
写真がキツイ。現実がキツイ。
なんでこんなものを余暇に私は読んで「80年近くも前の現実を知る必要があるのだ?」と自問自答しつつ、あまりにもの現実に圧倒されて。
読むのが辛くなって、その心情をここにぶちまけているところ。
これが私の心の平衡の取り方ってことか?
ただ、スナイパーとしての有り余る才能を持ったロシアの青年の記録。
子どもの頃に、戦争の本とか、ヒロシマの本とか。
いろいろそれなりに読んだけど。
プラトーンを起点にして、ベトナム戦争の映画もたくさん見たけど。
バンドオブブラザーズは何度みても大好きな作品だけど。勝ち組の戦。途中何度も辛いけど。ラストにすべて報われるし。ほんと、キレイに映像化してあることが今更ながらひしひしと感じられる。
むすこさんの趣味につられて戦争映画はよく見てるし、本もそれなりに手に取ってるけど。むすこさんが生まれる前にもブームに流されるようにベトナム戦争映画も、湾岸戦争、イラクモノ・・・あれこれみたけど。
これ。
キッツいわ。
エンターテインメントのかけらもない。
ただ、この本の表紙だけがスタイリッシュ(笑)なんでこうした?
もう、泥と雪と氷と糞尿にまみれて。
もちろん血みどろで。
リアルスナップ。死体の記録。がぽつぽつと掲載されている。ただ現実として。余計に煽ることもなんでもなく、ただ載せてある。
軍務としての成果を報告するための記録としての写真が一部掲載されているってことなんでしょうが。
無理。
ハクソーリッジでは過剰なまでの生々しい怪我人を大量に見たけれど。
どれもやっぱ、頭の中で映像で自分の見ているものは「映画」で撮った作り物の映像であると割り切ってるから平気だし。
現実を知る由もないのに「なんとなくこの映像は嘘くさい」なんて思いながら眺めていたわけですが・・・
逆に、頭にTrue Storyの文字があれど。物語はTrueであったとしても映像自体はFictionだとわかっているから耐えられる。
もし、私が1943年のドニエプル川に身体一つでぽいっと放り出されたら。
戦争に巻き込まれなくても、寒さから逃げるために死を選んだ方がよほどましなんだろう。
最後まで読むと思うけど。
サクサク読めるんだけど。
メンタルが辛くて読み進めない。
Dyson V7 Fluffy SV11 FFを2017年12月から愛用。
いろいろ事件も起こりますが・・・手放せない。
スマホはmineoで月額1,700円弱。