「人の話を聞かない人間はろくな人間にならない」なんて説教喰らいつつ、面白くもない話を傾聴して成長しました。
まぁ。最たるものは朝礼での校長先生の長話だね。
大概は季語の話題から入る。毒にも薬にもならないだけマシだけどね。
親も、人並みには常識から外れるような親じゃなかったから、あれこれ言われても。それなりに話を聞いたり聞かなかったり聞き流したりしながら大きくなりました。
親に恵まれる恵まれない、よき師に出会う、出会えないっていうのが、わりと自分から人間関係を作ろうと飛び出していかない人にとっては命運を分ける可能性が多かったけど。
今は違うなぁって。
どっからでも何からでも学べるし。
いろんな人が多種多様な媒体で情報を発信してくれるので、
自分の好きな、気に入った、自分が話を聞きやすい人から情報を得ればいいんだもんなぁ。
それも、実は、それぞれが発信している内容でスタンダードなこと。
今の時代でコレダっていう最新式の常識みたいな思想や行動については、
どの人も10のうち9つくらいまではおんなじことを言っているので
好きな人から話を聞けばいいってことです。
流行りはすぐに伝播するので、これはいける、これはいい!っていう考えはすぐにみ~んな同じことを取り入れて伝え始める。
偉そうにタバコをふかしながら講釈垂れるおっさんの話を傾聴し、
100のうち1つか2つの学ぶべきところを探す必要性はもうない
まぁ、それでも、実際自分が学ぶとか賢くなるっていう以外に
「人とつながる」っていう意味で、一見無意味そうに感じる楽しいだけだと思えるコミュニケーションもそれなりに役には立つので「飲み会完全否定!」とかはしないけど。
嫌な人の話を無理に聞く必要性はないなぁ。
離婚してからちょっと自分の周りに人が減ってしまって、
いろいろ考えがワガママで偏りがちだなって思っていたんだけど。
TEDとかYoutubeとかを見てると。
自分で情報を取りに行くなら大丈夫かなと一人納得しているところです。