あまり宗教にはかぶれないタイプ。
なにごとも信じ込まないタイプなんだけど。
「これが本当だったらいいのにな」とお話的に宗教には興味がある。
で、チベット仏教も信じているわけでもないのだけど。
ほんとに生まれ変わりがあったらすごいなぁっていう気分で、大学生の当時、あれこれ本を読んだのだが。
何一つ頭に残っていない。
ヨガを始めてから、「太陽礼拝」をする度に「五体投地」気分でよくわからん高揚感があったりして。
で、そんなにダライ・ラマ14世に入れあげたこともなかったのだが。
なんとなく、好印象。生まれ変わりが実際にあったらいいのにな。
ってふわふわ気分なのに。むすこ君はたいがい夢を打ち砕いてくる。
事実は事実やからね。
ダライ・ラマはほんまは3世が始まり。
モンゴルの君主に出会ったときに、モンゴルの君主がダライラマ3世を持ち上げようと「あら?お久しぶりですね。あの頃にはお世話になりました。今後とも仲良くしましょう」なんてお互いが歴史上のそれぞれ偉人の生まれ変わりであるような茶番をやって称号を贈られたのが始まりで、、、
物事のはじまりは茶番でも、それをまことしやかに権威づけしていく過程がおもろいし、何よりも信じた人の心でほんまに世の中動くしな。
との談。
実際、4世は広い中国全土からみつけた生まれ変わりではなく、モンゴルの君主の孫😌
いいねんけど。
また一つ信じたい御伽話が現実に置き換わっただけ。
そこから10代に渡り、生まれ変わりを信じて、その役目を演じつづけた人の国の物語。
高度情報化社会。
知れば知るほどこのパターン。
しかし、歴史を紐解けば解くほどに
ホーリーパワーは何事であれ信じる人間の心の中にあり。
その力の強さはコトの大小は数あれど
何度も目の当たりにした。
「ダライ・ラマ14世」本人が事実を知り過ぎてホーリーパワ(民が自分を信じる力)を使わなかったのが今の姿か。
わかってたけど血を流したくなかったってことかな。
と勝手に解釈。たいして調べもしておりません。
そんな感じを受けてるだけ。
次のダライ・ラマを受けてくれる聡明な子どもなんてもういないかな。ネットで世界中の情報にアクセスして、歴史も、未来を予見させる技術の萌芽も目の当たりにしつつ、ダライ・ラマとして生きる覚悟。衆生は彼を求めているか?も情報として知り得る状況で。
ダライ・ラマ14世は生き残ったな。
そゆことか!