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ダイエットの成功、リバウンド、離婚から悲喜こもごもイマサラ金銭管理にめざめたおかあさんのブログです。

【本の感想】生き残った帝国ビザンティン~この1冊で1000年を楽しむ~

 ブログの面白さってリアルにあると思う。

そんなわけで、本家「62kgから47kgを目指すおかあさんのダイエットブログ - 楽天ブログ」では赤裸々に体重とそのあくなき食欲、丈夫な胃腸をさらし続けているわたくしが・・・金銭管理をテーマに立ち上げたこのブログに日々のあれこれを吐露しています。

 

生き残った帝国 ビザンティン(井上浩一 著)

文句なしに面白かった!

いい時間を過ごせた!!!!!

生き残った帝国ビザンティン (講談社学術文庫) Kindle版

※2022年7月追記 Kindle版がでてますね。買いなおし決定だな。

 

 たった1冊の文庫。250ページ程で1000年の時間を楽しめる。

こういう本に出合うと、読書が趣味で良かった。

今週の貴重な休日を、家にいて、読書に充てると決めてよかった。

良い休日であったと心から思う。

 

背教者ユリアヌスの父親。コンスタンティヌス一世がローマの都をローマからコンスタンティノープル(トルコのイスタンブール)に移してから、真の意味でローマ帝国が滅ぶまでの1000年程が駆け足で紹介される本。

【本の感想】背教者ユリアヌス(二)辻邦夫著 - イマサラ金銭管理

 

著者の井上先生のビザンティン研究からしたら、ほんとに駆け足の1冊なんだろうけど。

 

まず。素人目に有難いことは。読みやすい。

日本語ウマイ!

 

昨今は簡単に本が出せてしまうし、だれだって気が向けば文章を好きなだけ発表できる時代。

だからこそ、面白いんだけれど読みにくい日本語にもよくぶち当たる。

講談社学術文庫なんてその最たるもので。日本の名だたる先生方が興味深いテーマで分かりやすく1冊にその研究のエッセンスを一般人にも広く読みやすく書いてくださる・・・というコンセプトなんだと思うんだけど。

読みにくい本が多いんだよな。

 

ほんと、するする日本語が頭に入ってくるおかげでさ~~~~っと読めてしまった。

ユリアヌスを読んだ時にも、こんなに読みやすくかけるんだと感心したけれど。

小説かではなく、著者の井上先生は学者さんだし、並べて評するのもおかしいってわかっているけれど、読みやすいとほんとに「楽しみやすく」なる。

 

ありがたい一冊

コンスタンティノープルへのあこがれが一層強くなった。

 

本のあらすじも何も。学者先生の書かれた本なので、ビザンツ帝国のかいつまんだ1000年の歴史を紹介っていう。

起承転結があるわけでもなく、ただ時間の流れがあり。なんとはなしのビザンツ人のイメージがつき。

 

国が隆盛を極めたり、没落の一途をたどったりっていう歴史は古今東西何度も同じことを繰り返すんだなぁ。

その中でも、1つの国が1000年つづくっていうのには何かしら理由があって、その理由っていうのはやっぱり。

 

変わり続ける

 

ってことだなぁと、至極当たり前のことを感慨深く。

 

 

井上浩一先生。

他にも著作があるようなので、素人の私が手出ししても文章もうまくて、楽しめそうだ。

 

楽しい時間をありがとうございます。

 

 

 

夏休みの間に、たった2冊の本で全人類史を俯瞰しようなんていうのは正直なところ、強欲過ぎました。

【本の感想】サピエンス全史;紹介文として~なんかはてなブログっぽいかも~ - イマサラ金銭管理

 

ビザンツさいこ~

イスタンブールにいきた~い!

 

航空券検索したら、トルコ安すぎて、行ってしまいたいくらいになっているが。

息子さんが学生の間は自重自重。

 

一人になったらぶっ飛んでやろうと興奮中。

私が死んだところで別にだれもこまりゃしない時期になるまではおとなしく労働者して生きていくよ。

 

 

 

あまりにイスタンブール気分でイスタンブールっぽい本をどんどん購入してしまった。

 今週は一人イスタンブール気分に浸ります。

そうそう。アマゾンプライムでもっかいインフェルノみて、アヤソフィアを拝もう。

イスタンブール歴史散歩 (とんぼの本)

イスタンブール歴史散歩 (とんぼの本)

 

 

イスタンブール―三つの顔をもつ帝都

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