イマサラ金銭管理

ダイエットの成功、リバウンド、離婚から悲喜こもごもイマサラ金銭管理にめざめたおかあさんのブログです。

母の氏を称する入籍③ 息子は国家の行く末を案じ、母はそんな息子の行く末「だけ」を案じちゃうよね。やっぱり。

 ブログの面白さってリアルにあると思う。

そんなわけで、本家「62kgから47kgを目指すおかあさんのダイエットブログ - 楽天ブログ」では赤裸々に体重とそのあくなき食欲、丈夫な胃腸をさらし続けているわたくしが・・・今度はこちらでお金のリアルをつづる決死の覚悟を固めたハズなのに。

最近むすこ君のリアルばっかり語ってますな。

 

 

親として。ミクロな立場から考えた場合。

ただただ、家庭的に完全に幸せな状態で育ててやり、一人で家庭裁判所に(貧血で流血の状態で)行くなどという経験をすることがなければ日本の家族制度の是非を。家族制度の変革をひたすら考えるなどとい思考には至らなかったに違いない。

我が家が「日本の美しき家族の枠」に上手に収まっていたならば。その制度に疑問を抱くことなどないだろう。

 

その枠から完全に零れ落ちた家族。

だからこそひたすらに考え込む。

 

一つも落ち込むこともなく。

 

 

 

 

 

冒頭のブログを今朝読みまして。

なんだか腑に落ちた。

家族ごとの不公平感に感じる私とむすこ君の根本的感覚の違い。

p-shirokuma.hatenadiary.com

 

 私自身の子ども時代も、21世紀に比べれば「親は無くとも子は育つ」に近かった。
 
 私は、それなり親から大事にされていたはずだが、それでも、小さな子ども同士で池や川に遊びに行くような場面はたくさん経験した。私のクラスメートに死人はいなかったが、他の学年では、事故死や行方不明があると聞いていた。私も一度、川に落ちて自力では上がれず、クラスメートに命を救われたこともある。現在よりもずっと子どもは自由に動き回れたとも言えるし、子どもは危険から保護されていなかったとも言える。ともあれ、それが自然だったし、そのことを殊更に非難する人もいなかった。

 私もまさにこのシロクマ氏と同年代に町村部で育ったために。

完全核家族で、自分が成長するまでに宿とする「家族」の占めるウェイトがそもそもむすこ君と私とではまったく違うんだな。

その感覚の違いが「日本の家族制度」をこのまま放置していてはいけないという危機意識の差につながっている。

 

ミクロな視点で自分が幸せかどうか。家族が幸せかどうかを超えて。

 

この家族制度を続けた先には日本人が増えない。その危機意識たるや・・・私とは大きく隔たっている。

 

せっかく誕生した日本人の子どもに余すところなくその個人の資質と希望に合わせた教育をうけ、幸福にし、日本国民全体のパフォーマンスを上げなければならない。

 

 

 

 

私はというと、むすこ君の思考が正確な形を作る過程をたくさんの言葉で聞いていたので、むすこ君の言わんとすることはわかる。

制度的に合わなくなるなら変えていかないといけないことは家族制度だけではない。

家族制度に引きずられていびつな形をしている法制度は多岐にわたる。

その矛盾を紐解いて現代の感覚にゆっくりと合わせて行かないとたくさんの血や涙が流れることになる。

 

ことをせいては仕損じる。

 

そして、何よりも先鋭的すぎる思考を他人の前に無防備にさらけ出せば我が息子が傷つくのではないか。袋叩きに合うのではないかという思いが強すぎる。

 

母ゆえに。

 

そして、

なんだかんだ・・・離婚するまでの間。

フツーの家族っぽく。

3人で過ごした日々は。

ほんとに楽しかったから。

 

この理屈ばかりの結婚願望ゼロ娘だった私は。リクツなしに結婚を迫る元ダンナサンと出会い。どうせ結婚する気も計画も理想もなかったのだから、一生結婚しないよりはよっぽどましでしょう?と両親の反対を押し切ってダメ夫(ゴメン!)と結婚し。

まがりなりにも「フツーノカゾク」を形成し。

幸せな日日を過ごしました。

 

しかし本当に楽しかった。

小さなむすこ君が成長していく時間を共に過ごせるこの奇跡の日々。

 

この感動。この幸福。

これをむすこ君に伝えることができないんだなぁ。

どうやってもつたわらね。

 

「僕一人の幸福なんてどうでもいいねん」とまで言い切り。

「僕は家族は作らない。一生作らない。その幸せが僕の足かせにしかならない」

 

・・・とまで言い切るわけですわぁ。

 

 

親とすりゃね。

小さくとも安寧な道をすすめたいでしょ?

 

でも。

あきらめよう。

本人の人生だ。

 

家族が出来ない限りは。

その命も時間もお前ひとりのもんだから。

贅沢に使えよ。

 

2段目の切り離しロケットは。

生活にあえぎつつ。

息子が成層圏のかなたまで本当に飛んでいける日を夢見て。

 

あえてその道を防がないようにしよう。

そうしよう。

 

 

でもねぇ。

母ちゃんは小さい人間だから。

息子が安全なら国家なんて知らね。って言いたい気持ちもあるわけです。

 

くだくだくだくだ

 

 

雨の一日中、クダクダ考えてこんな3連大作を書き上げる間。

むすこ君はひたすら国家運営中。

store.steampowered.com

 

(元)ダンナさんが出てってから、この家では何度日本の国策が立てられ。

むすこ君は何度世界を平定しただろうか(笑)

 


Stellaris Launch Trailer - Grand Strategy on a Galactic Scale

 

 来週までは進路もはっきりしないし。待つしかないんだよね。

 

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