ブログの面白さってリアルにあると思う。
そんなわけで、本家「62kgから47kgを目指すおかあさんのダイエットブログ - 楽天ブログ」では赤裸々に体重とそのあくなき食欲、丈夫な胃腸をさらし続けているわたくしが・・・今度はこちらでお金のリアルをつづる決死の覚悟を固めたハズなのに。
ロンドン!ロンドンには大英博物館だけじゃなくて、無料で入れるすっごい博物館がいっぱいあんねん!
そんなむすこ君の希望で行先はロンドンになり。
なんとか普通の観光地を織り交ぜつつ、メインはむすこ君ディープな趣味の世界。
趣味の博物館、訪問先は行った順に
・帝国戦争博物館(Inperial War Museum)
・戦車博物館(The Tank Museum)
戦車博物館については既出。
ロンドン旅行記⑧~ボービントン戦車博物館 The Tank Museumへの道のり Wool駅まで~ - イマサラ金銭管理
ロンドン旅行記⑨~ボービントン戦車博物館 The Tank Museum Wool駅から現地まで~ - イマサラ金銭管理
本日は大英博物館の思い出を。
そもそも、海外旅行20年以上ぶりの母と初海外のむすこ君が、ツアーでもなく、いきなりこれは「自分たちでいくしかねぇ」と決意するに至った理由は。
行きたい場所がマニアックすぎたから(笑)
大英博物館は行先としては普通。ロンドンのツアーならどれにも入っている行先だけれど。
これを丸一日かけて隅々まで見るところからロンドン旅行は始まりました。
歴史オタクの面目躍如。
お陰様で、首から下げたオーディオガイドもまったく及びもつかない細かな解説付きで大英博物館を見学することができました。
(多分に・・・本人さんの偏見にまみれたおもしろ解説を気まぐれに)
大英博物館の内容をまとめてあるサイトなどは星の数ほどあるので、私は一番心に残ったアッシリアのことだけ。
エジプトもローマ、ギリシャもそれなりになんとなく予備知識があったので、こういうものがあるだろうという予測のもとに大英博物館へ行ったので、驚かなかったのだけど・・・アッシリアの展示には圧倒されてしまった。
予備知識ゼロからの興奮MAX。写真撮りまくり。
これだけのコレクションを無料で見せたうえに写真撮り放題。イギリスってどんだけふとっぱらやね~んといいながら世界最大の盗品蔵の呼び声高い大英博物館。
こんなでっかいもん・・・よぉもってきたな。
でも、イギリスに運ぶまでのいきさつにグレーな部分があろうと、真っ黒だろうと。
こうやってロンドンに集めてあるおかげで見ることが出来る。
イラクの砂漠に行ってみろ!といわれても。間違いなく一生目にすることができなかったものがロンドンのようなアクセスしやすい都会に並べて置いてあって安全に見ることができるのだから。ありがたやありがたやです。
なんかぺったりしてて妙な遠近感なんだけど、この躍動感というか、写実感というか。
私、もし生まれ変われるなら一生こういうものを作って生きる人になりたいなぁ。
王様にもお姫様にもなりたいなんて思わないけど。自分の手で何かを作る人になりたいです。絵をかくのも楽しそうだけれど。
どこにも名前がのこらなくてもいい。ひたすら仏像を作る人とか、瓦を焼く人とか。
この、ライオン狩りのレリーフみたいなやつ。
生きることなんかナ~ンにも考えず、こんなのをひたすら作成する人生にあこがれる。
心にずが~~んときました。
ぐるりこのライオン狩りの物語のレリーフで囲まれた部屋。圧巻。
ローマのすごさは去年あたりから本を読んでずいぶん身に染みたんですが、
また、日本って狭いな。後進国なんだなって。アッシリアすごいよ~。メソポタミアだよ~。
日本ってほんとに東方の蛮族。後進国だ。
歴史のすごさを私が認識できていないだけで、本当に歴史ある国や地域は世界中にいっぱいありますね。
アッシリア!イチオシ!
最後に、丸一日大英博物館にいた感想。
丸一日いなくてもいいと思う(笑)
展示は多岐にわたり、展示のレベルもまちまち。
どこぞの偉い人達の寄贈した個人コレクションの部屋がずいぶんたくさんあって・・・まぁ、中にすごいモノとかも混じってるのだろうけど。正直ぐっちゃぐ茶のぎゅうぎゅうでよくわからない部屋とか。雰囲気で並べてあるだけで体系化されていないのかなという整理のできていない印象の部屋もあって。そもそも私の頭が空っぽ状態なので、見てもよくわからない部屋がいっぱいでした。午後から気温がかなり上がって、多分、エアコンなし?2階を見て回っている頃にはもうろうとしていました。
そもそもマニアなむすこ君もお手上げの部屋もあり。
普通程度の知識しかない、興味しかない人は、
本当に見るべき10展示!みたいな案内に従って有名展示のみいいとこどりしても十分楽しいと思う。
中国やインド方面も、やっぱり中国の文化力の高さを肌で感じることにはなったけれど、普段から日本にいてもわりと類似のお宝を身の回りで目にすることが可能といえなくもないので、限られた時間で大英博物館をまわるなら、やはり、エジプトとか中東あたりのものを是非といいたい。
アステカあたりのものもあったけれど、量はそれほどでもなかったかな。
きっと、エジプトのものはエジプトに行ってもっと感動できるものがある。
でも、イラクに自分が行ける気が全くしないのでアッシリア一番!イチオシです。
この屋根はやっぱ圧巻。心にのこりますな。
お土産屋さんも充実してて、妙なお土産がいっぱいあったのだけど。
初日だったために、なかなか手が出ず、図録のみ購入で帰ってきたことを後悔中。
図録の中身も。図録にすぎぬといえばそれまで。むすこ君の話の方が面白い。
こんだけあほみたいにマニアなんだから、頭の中に入れたマニアな知識でご飯の食べられる将来がみつけられるといいんだけど。どうしても頭の隅からその思いが離れません。
ああ。私は、難しいことなんか考えないでなんか手で作る仕事がしたいなぁ。
いまさらだけど。
仕事にはできなくても、子育ても終わって、一人。
楽しくなんか作って遊びたいなぁ。
なんか、話がずれてますが。大英博物館の思い出!
以上!